2023/10/29～11/04練習日誌まとめ ＆ 情報過多から何を選択するか

2023/10/29～11/04練習日誌まとめ

10月が終わって、11月に入ったのに…本州では日中に速いペースで長い距離を走るのは、難しいくらいの気温ですよね～(TдT)

3日のぐんまマラソンでも25℃以上で苦しんだランナーが多かったですし、今日も…東北みやぎはまだしも、富山マラソンや下関海響マラソンなどを走った皆さまは暑くて大変だったかと思います^^;

本当にお疲れさまでした！

 

さて、私はというと…10月の月間走行距離は311km。

「え、げんさん月間走行距離ショボいなー」

と思われたかもしれません！(笑)

 

はい。ショボいです。こんなもんですww

 

脚作りの、フェーズ初期は400kmを超えることもありますが、レースが近づいてくると質が上がってきて距離は減っていきます。

これは割といつもの事ですので、マイルーティーンということで^^;

 

さて、今週の練習です。

10月29日（日）フードバレーとかちマラソン

これはすでにレースレポをアップしていますので、詳細はそちらにてー。

ハーフ 1時間17分48秒（3’41/km)

11月4日（土）変化走8セット

つくばマラソン3週間前、最後にロング走が出来るタイミング。

最後はいつも仕上げとして変化走10セットを実施しているので、昨日はこれまでで一番速い設定でチャレンジ。

 

2kmを疾走3’40/kmペース、1kmをレストで4’00/km、3km×10セットの予定。

2kmアップジョグ、途中でWS3本実施してスタート。

 

339-340-357-340-339-357
339-339-359-340-340-358
340-340-358-340-340-358
340-341-359-343-353-358

24km 1時間30分41秒（3’47/km）

 

10セット出来たら良いなーと思ってたけど、さすがに変化走10セット・変化走10セット・ガチハーフ（フードバレーとかち）と3週連続厳しめの練習して、脚が疲労困憊(TдT)

 

8セット目の疾走でかなり遅れてしまったので、3週間後のレースを見据えて無理せず終了。

 

もうフルマラソンんの終盤にラップを落とさないための練習は、ある程度出来てると思うので…ここで頑張り過ぎる必要はないかなと。

 

今日のペースでも呼吸は大丈夫で脚だけダメになったので、元気なら全然いけると感じられたのが良かったなー(^^)

 

さて！これ以上ないくらい脚は疲れてるのであとはしっかりテーパリングだっ！

ここまでよくやった、自分！

 

使ったシューズ：ヴェイパーフライ3

情報過多から何を選択するか

Windows95が世に出て28年。初代iPhoneが2007年に発売されて16年。

インターネットが身近にあるのが当たり前になり、それ以前と以後では徐々に情報の量が圧倒的に変わりました。

 

マラソンに関する情報は書籍のみならず、ホームページやブログ・YouTubu、FBやX（旧Twitter）・instagram、あるいはジョグのやガーミンコネクト・Stravaなどの様々な媒体で、個人が多種多様な情報を自由に発信出来る世の中。

 

多くの人が

・インターネットにある無限の情報は、玉石混交

・何を選ぶのかが、とても大事である

という事は、もちろん知っていますよね^^;

 

1つの事柄に関しても人によっては、あるいはそれを語る角度や練習フェーズによって”真逆”の情報がある事も珍しい事ではありません。

 

練習は「量より質」という人もいれば「質より量」という人もいるし、練習はしっかりある程度追い込む方が走力が伸びるという人もいれば、腹八分で終わった方が良いという人もいる。

 

SNSでは各ランナーが色々な練習をしていて、走力を伸ばしている人の練習を見ると

（この練習、良さそうだなー。真似してみようかなー）

なんて思ってやってみたり、月間600km走っている人を見ると

（やっぱり距離走るのは良いのかな！自分もやってみようかな！）

なんて思ったり。

 

溢れる情報の中で、何を選択して自分に取り入れるか。

それは初心者～中級者にとって、非常に難しいことだと思います。

 

では、どうすれば良いか。

最初は、まず自分が信じるに足ると強く思う1冊の書籍・1人の指導者に絞るべき

と思っていて、たまたま私は2013年に出会った「ダニエルズのランニング・フォーミュラ」という書籍1冊に絞って読み込み、全ての練習の軸をそこに合わせました。

例えば初心者の方がうまくいかなくて悩んでいる。話を聞いてみると複数のオンライン動画、本から学んでいるという。それであれば「参考にする相手をまずは誰か1人に絞り込んでその人が言う通りにやってみてください」とアドバイスするだろう。ある程度段階が進んだ状態でなければ、複数の人のやり方から良い点だけを抜き出して活かすのは難しいからだ。

出典：熟達論　人はいつまでも学び、成長できる  為末大

自分の中に新たなものを加えるのは比較的簡単でも、必要ないものは加えない、あるいはすでに自分の中にあるものでも、いらないものは捨てる、というのは自分の中に”軸”のようなものがないと意外と難しいもの。

 

そんな”軸”を作るために、まず1つの事をある程度、継続して実施してみる。

1つの事を継続するのって面白くて、閾値走1つとっても、20分閾値走を毎週同じ場所・同じシューズで同じように実施していくと、その日の調子やペース感覚、自分のレベルアップや変化などが非常によく分かるようになります。

その事に対しての”習熟度”が、どんどん上がっていきます。

 

練習量が技能に与える影響は分野によって異なりますが、達人の域に達するには10,000時間（1日3時間を費やして9年以上）が必要とも言われています。

それに準じて、ある程度のスキルや経験が身につくのは1000時間とも言われます。

平均して、1日1時間ほど費やして3年ほど。

 

なお気をつけるべきことは、人を参考にする場合。

憧れているランナーや尊敬を抱くようなランナーは、得てして自分に持っていないモノを持っている人や、自分とは違う性質を持っている人だったりします。

憧れの存在は、ああなりたいという願望から決められているのであって、それが自分自身に適したタイプという理由で選ばれているわけではない。特に自分が苦手なものを得意としている人を私たちは過大評価しがちだ。その場合は、自分とは正反対のタイプを模倣の対象に選んでしまうかもしれない。

出典：熟達論　人はいつまでも学び、成長できる  為末大

ランナータイプが違うと必要となる練習やレース間隔、疲労の抜き方、月間の走行可能距離などが全く違ってきます。

 

人を信じるという場合、憧れの人の言う事を全て信じてマネて…というのではなく、あくまでも指導者やコーチとして優秀な、バランスの良い考えを持っている人を師と仰いでくださいね(*^^*)