2022/5/31~6/6練習日誌まとめ & 体感や直感に反する事のへの理解と実施とか

2022/5/1~6/7練習日誌まとめ

とといの日曜日は、千歳JAL国際マラソンが開催されました!

私はエントリーしたものの、入金忘れで参加出来ず(TдT)

でも本州から参加するためにいらっしゃったお友達や仲間たちが参加する事もあり、お友達と一緒に車で会場に行って、会場周辺をラン友さんと一緒に30km走りました♪

その後は42km地点で、フルマラソンを走って戻ってきたランナーさん達をお迎え(*^^*)

自分が走るのも楽しいですが、応援も楽しいな~(*^^*)

アップダウンが多く、ほとんど不整地の路面を走る難易度の高い千歳JAL国際マラソンを走り切ったランナー1人1人に声をかけるように、お迎えさせてもらいました!

という事で!

5月31日と、6月に入ってからの、1週間の練習まとめ!

5月31日(火)40分閾値走 10.8km 40分22秒(3’44/km)

6月1日(水)不整地ジョグ12km 1時間02分16秒(5’11/km)+坂9本

2日(木) 1000mインターバル…沈

3日(金) ランオフ

4日(土) 妻と午後ずっとウォーキング

5日(日) 千歳JAL国際マラソン応援&30km走

6日(月)ランオフ

5月31日(火)40分閾値走 10.8km 40分22秒(3’44/km)

5月下旬の札幌は雨と風の強い日が多かったので、ポイント練習をつどーむで実施する事が2回ほどありました^^;

この日は雨・風に加えて気温も10℃ほどだったので、迷わず屋内へ。

40分の閾値走を、ニューバランスのフューエルセルを履いて。

20分の閾値走ペース(3’38/km)よりも6秒/kmほど落とした3’46/kmくらいを目安に。

スタート!

3’46-3’44-3’45-3’43-3’46

3’46-3’44-3’44-3’45-3’45

2’54(800m)

10.8km 40分22秒(3’44/km)

前回はイマイチの感じだったフューエルセル、今回は良い感じだったー!

2022/5/23~5/31練習日誌まとめ 本州の皆さまにとっては、特に先日の週末なんか、すでに"暑中お見舞申し上げます"状態でしたよ...

あと数回ほど試して履いてみて、感想を記事にしたいな~(*^^*)

2日(木) 1000mインターバル…沈

この日は、アップから脚が重すぎorz

「あ、こりゃ一昨日の40分閾値走と昨日の不整地+坂9本の疲労が抜けてないわー」

って感じたけど…

一応1000mインターバルスタート。(カッコ内はレストの秒数)

3’23(52)3’28…沈´д` ;

全然バネがなくてダメ〜。

しょうがないから、走れる範囲のスピードで続行。

3’38(61)3’35(71)3’33

Tペースほどの1000mのクルーズインターバルみたいになってしまったけど、しょうがない。

日曜日にEペース下限の30km走やって、火曜日に40分閾値走、水曜日に不整地12kmと坂9本やって脚が棒のままだったorz

ちょっと疲れているので週末は休養メインで、また翌週から頑張ろうと誓う^^;

5日(日) 千歳JAL国際マラソン応援&30km走

今回の記事の冒頭で述べました通り、千歳JALは入金忘れで走れずorz

同じく入金忘れをしたラン友さんと一緒に、千歳JALの会場周辺で30km走。

ラン友さんはサブ4ランナーで、北海道マラソンではまた達成した事のない念願のサブ4達成に向けて、その練習となるペースで先導させて頂いての30km。

2時間48分07秒(5’36/km)

このペースによって受ける大きなダメージはないですが、ずっと日陰がなく直射日光を浴び続けたので…疲れた~(;´Д`)

体感や直感に反する事のへの理解と実施とか

人から走り始める私たち市民ランナーにとって

「速く走れば、速くなるに決まってるでしょ」

とか

「たくさん走れば強くなれるはずだ」

みたいな、感覚的に間違いないと思えること直感的に”おそらく合っているハズだ”と感じられる事からの脱却は、誰が何を言っても本人が”合ってる”と思っている限り、難しい。

得てして私たちは経験からしか判断出来ない側面もあるので、

実際に一定期間はそれで速くなった「成功体験」があると、長い目で見た時にそれが実は間違っているとは、決して思わないですからね^^;

たとえアドバイスされたって

「うっせーわ、バカヤロウ。俺はこれを信じて頑張ってきて、その結果、速くなったんだ」

ってなるだけ(笑)

タイムトライアルのような“最大努力”をすれば鍛えられて速くなる近道だと考えるし、レースの後にたいして休養を取らないですぐに通常練習をしないと「もったいない」ような「走力が落ちる」ような”感覚”さえ芽生えたり。

走力向上の魅力に取り憑かれると、頑張らずにはいられなくなります。

★★★

一昨日の千歳JAL国際マラソン、42km地点で応援をしている時のこと。

もうすぐスタートから4時間が経過しようとしている所で、良く知っている顔の仲間が帰ってきた。

膝にグルグルとテーピングが巻かれていて、歩くようなスピードでボロボロになって帰ってきた。

「ナイスラン!よく帰ってきた!おかえりなさい!!」

そう声をかけた。

でも

「ナイスサブ4です!!」

とは、とても言えない。

恥ずかしいのか情けないのか、苦笑いをしながら手を少し上げて顔をうつむきながら通過する彼を見ていると、何とも”いたたまれない”ような気持ちになる。

その男は私が初めてサブ3を狙って撃沈した2016年洞爺湖マラソンで、同じく初サブ3を狙って私より前で巡航し、見事2時間58分で達成したKだ。

2016年3月のサンスポ古河はなももマラソンで3時間5分切りを達成(3時間04分28秒)し、その勢いのまま 「よし!次はいよい...

Kとはそれまで一緒にロング走などを走ったりして練習を積み上げ「お互い、いけるハズ!」と挑んだレース。

しかしサブ3から8分も遅れてゴールして落胆する私、ゴール地点でサブ3を達成した仲間同士で歓喜の渦にいるK。

厳しいポイント練習を含め、月間400km前後の距離をこなしていたKを見て

(私より遥かに頑張ってたんだから、達成して当然なのかもな)

と、心から思いました。

お互いにSNSで繋がっていたので、レース後は改めて

「本当におめでとうございました!」

という至って紳士的なコメント(笑)をしたものの、その返答は

「まだまだ俺は先に行く。お前もせーぜー頑張れよ!」

的な、”遙かな高み”からディス込みで返されて、イラッとしたものですw(たくさん冗談を言い合う、同い年の間柄です笑)

それから彼はさらなる記録の向上を信じ、何ヶ月も連続して月間500km以上を走るようになってました。

ポイント練習もしっかり実施しながら、走力向上に余念なく取り組んでいる様子に、純粋に

(こんな事して身体は壊れないのか。とても真似出来ない。でももしかしたら、こういう人が上にいくのかな…)

と感じたものです。

それでも私は自分が学んできた”出来る範囲”の練習しか出来ないので…信じてそれを積み重ね、2016年5月の撃沈・洞爺湖マラソンから半年後、2016年11月のつくばマラソンで一足遅く初サブ3を何とか達成。

2016年11月のつくばマラソンで、とうとう念願の初サブ3を達成しました。 サブ3を目指す方の参考に少しでもなれば幸いかと思い、掲載させて...

しかし、月間500km以上に増やして走力向上を図った彼は、ほどなくして思うように走れなくなってしまいました。

体調不良や怪我が慢性化して、思うように走力を上げていく事が難しくなってしまったんです。

時と場所は戻って、2022年の千歳JAL国際マラソン、42km地点。

3時間50分台で帰ってきた彼を見て、

(6年前もし「うっせーよ!このバカヤロー(笑)」と言われながらも「月間500kmを何ヶ月も続けるはやめろって」とアドバイスしていたら、未来は変わったんだろうか…)

と、心の中で少しだけ痛みを感じた。

★★★

走力を上げていって記録を向上させる事への欲望や達成感・満足感、承認欲求が満たされること、あるいは体型が維持される事も含め、ある一定以上の領域になると“中毒性”すら感じるようになります。

running addict(ランニング中毒・ランニング依存症)っていうヤツですね。

(走らないと、走力が落ちるんじゃないか)

(距離を減らしたら、太ってしまったり弱くなってしまうのでは)

(毎週ポイント練習しなきゃ…スピードが落ちるのがもったいない)

こういう感情がある程度心の中にあるのは、トレーニングの継続性や長年に渡る右肩上がりの走力向上に大事なこと。

とはいえその思いが強すぎると、えらい目にあう人がいるもの事実。

個人個人、身体が耐えうる負荷や強度は全く異なります。

逆に「信じられない!」という練習をしても、全然へっちゃら!という人がいるのも事実^^;

2日に1回、普通にフルマラソンとか40~50km走って月間600kmとか700kmになっても、何ともなくてどんどん走力向上しちゃう人とかねw

だから一概に、全員に「月間500kmとか600kmとか、やめろってー」とは、言えないんですよ^^;

凄く速く走るランナーや強いランナーの練習を、単純に表面上で見て

(さらなるレベルアップのためには、もっとやらなきゃ!)

(俺も(私も)、あの人みたいな練習、出来るんじゃないかな!)

と思ってしまうのは、「もっとやれば、もっと速くなるかも!」みたいな、そこまでで得てきた成功体験や直感・体感も影響していたりして。

「オリンピック・チャンピオンや世界記録保持者がどんな練習をしているかなんて興味を持つ必要はない。彼らが10年前、駆け出しの頃どんな練習をしていたかに注目すべきだ。

リディアードのランニング・トレーニング

それまでの成功体験や直感に反して「もっと距離を!もっとスピード練習を!」という気持ちに、ブレーキをかけられるかどうか。

怪我なく、無理なくレベルアップを図るにはどうしたら良いか。

怪我なく走り続けるための勉強と、適度な負荷で間違いなく走力が上がるという信念。

自分の出来る範囲の負荷を把握して、サボり過ぎず、やり過ぎず。

年齢や走力レベルなどによって年々変化していく、怪我なく出来る範囲内に収まる負荷の”塩梅(あんばい)”を常に模索しながらやっていく

という事も市民ランナーのマラソン練習の1つの醍醐味でもありますし、ランニングライフ10年生・20年生と楽しみながら速くなっていく、とっても大事なポイントなんでしょうね。

数ヶ月~1年程度の練習で自分のポテンシャルを全て引き出して、素晴らしいフルマラソンのタイムが出るなら誰も苦労しない^^;

何年も継続して、ようやく自分の中の最高のLT(閾値)レベル・ランニングエコノミーが獲得出来て、ランニング1年生の頃には夢にも思わかなった生涯ベストを生み出せる。

「今年や来年、どんな成績を出すかよりも、5年先、7年先にどんな走りをしているか常に念頭におくべきだ。」-人間の身体が成熟するのに約20年(とビル・ベイリー)。1年や2年で爆発的進化を期待するほうが無理。それよりも理に適った正しいトレーニングを積むことで、長期的見地に立ったトレーニングへのアプローチをすること

リディアードのランニング・トレーニング

マラソン練習は、走力の向上は、焦らないでね。

来月や来年の走力、次のレースでのタイム更新”だけ”を考えるような練習は、ダメだよ。

フルマラソンのための、個別練習メニュー(トレーニングプラン)作成します!

★ご案内★(2022年10月16日更新)
ありがたい事に大…

ブログをメールで購読

メールでブログ購読が出来ます♪

メールアドレスを記入して購読ボタンを押すことで、更新記事を逃さずメールで受信できます。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. ぐっちぃ より:

    凄く考えさせられました。私もラン歴10年目になってしまい笑SNS始めたての時に同じくらいのラン歴、走力だった方、走っている方少なくなってきました…家庭の事情、お仕事、単に興味が無くなったなら構わないのですが、走りたくても走れなくなってしまった…コレがいちばん悲しいですよね
    そういう事実を見ると、走れるけど思うようにタイムが出ない…くらいはまだマシ、と言うか幸せな悩みなのかもしれませんね。
    レースでは結果出てなくても練習で手応えを感じられるのは幸せなんだと思わせてくれました。

    • げん より:

      ぐっちぃさん、コメントありがとうございます♪
      ランニング10年生ともなると、初期の頃に走っていた人たちが少なくなってきますよね。よく分かります^^;
      怪我や病気で「走りたいけど走れない」という状況に陥るのが、一番辛い。

      本当は「走れるだけで儲けもの。ゆっくりでも走れるって、気持ち良い!」って分かっているつもりでも、どこにも痛みがなかったり、走力向上に欲が出てくると無理しがちになっちゃう。
      1週間くらい休んだって全然良いですし、レース後は1ヶ月ノーランだって良いくらいなのに、色々な感情が湧き上がってきて出来なかったり。

      でも、ぐっちぃさんも私も走歴10年。
      いい加減、色々分かってきましたよね(笑) ある程度テキトーに頑張りましょう★

  2. zukki より:

    げんさんの文章好きだよ(´▽`)
    楽しかったり、ためになるだけじゃなくて
    読みやすく面白いし文章の組立とか考えられてる~♪

    今回のblog内容は走り始めて何年も経った今だから
    余計に共感できたし、胸の痛みもわかります。

    それも含めて、マラソンが人生のようなとか人生と同じとか言われる
    所以があるような気がしました。
    どう走りたいか、、どう生きたいのか、、
    私もハシルコトや、ハシル人から元気をもらったり
    ハシルコト自体きつかったりと右往左往しておりますw(;´∀`)

    • げん より:

      zukkiさん!コメントを頂き、ありがとうございます!
      いや~、お久しぶりですね~♪ こっそりzukkiさんが参加されたレッドブルや山活・チーム練習などの日記を拝見しては、「頑張ってるな~」と思っています(*^^*)

      「胸の痛み」、分かってくれましたか!
      基本的には”求められない限り”はウザいだけになるので、私からのアドバイスなどは一切しないとずっと昔から決めているのですが…

      それでも
      (あ~、あの時に何かアドバイスしていれば、もしかしたら何かが変わったのかな…)
      と思う瞬間が度々あって、少し考えてしまいます^^;

      zukkiさんはハシルコトを楽しんでると思いますし、それだけじゃなく、車やお酒・善意の寄付など、様々な事で人生を味わい深いものにしていると感じ入ります。
      私も走るだけじゃなく、zukkiさんのように、もっと色々な事に興味を持っていけたら良いな~と思うのですが…マラソンバカから抜け出せませんww

  3. カキ より:

    げんさん、お疲れ様です!(^^)
    大会参加できずとも、これはこれで楽しそうですね!
    ラン友さんも楽しく良い練習ができたのではないでしょうか(^o^)

    そして、度々ネタにしていただいて、ありがとうございます!笑
    僕は1回の量こそ多めなものの、土日以外は連続で走ることは極力避けて、全力でケアして次のP練に集中するスタイルです。月の半分弱は完全OFFです(^^;;
    おまけに僕は独り身で、仕事以外の時間が自由に使えることも大きいと思っています。

    そんな僕が、げんさんの練習日誌含め他の方々のランツイなどを見てみると、総じてOFF日が少なくて、または1ヶ月全くOFF無しという方もいて、

    よくそんな立て続けに走れるなぁ。。(^_^;)

    と思うことが多々あります^^;

    そんな方々はどんなケアをされているのか、、もしくはケアできていないがために故障してしまうのか、、過去に僕も全く休まず1年走って故障して、OFFとその時のケアの重要度を痛感したことがあります(^_^;)

    人間はトレーニング中に強くなる訳ではなくて、その負荷から回復した時に強くなるので、これからもOFFを重要視して継続していこうと考えています!

    なんだか、僕的な話ばかり & 長文で申し訳ありませんが、今の僕の考え方がこんな感じです(^^)

    • げん より:

      カキちゃん、コメントありがとうございます!お返事遅れました~m(_ _)m
      大会での応援は本当に楽しんですよ~。ラン友さんもサブ4に向けて良い練習が出来たと、喜んでくれました★

      カキちゃんは自分の出来る範囲を自分で感じてやっているので、そのままで良いんだと思いますよ~。
      多くの人が参考に出来る練習方法ではないのですが(笑)、若いからこそ回復が早くて次々にポイント練習が出来るんでしょうね。

      私はもう50歳が見えてきて、だいぶ回復が遅くなってきた感覚はあります^^;
      とはいえカキちゃんに負けないよう、もう少しだけ頑張ってみます!