つくばマラソン、4年連続4回目。今年もPBに挑戦してきました!
つくばマラソンのレースレポ、前半です。
目次
今年のつくば、挑戦のポイント
今回つくばマラソンを走るにあたって、ポイントだった点が2つ。
1.練習と体調
練習は昨年より質・量ともにこなせておらず、レース3週間前の30km走でようやく4’10/kmの30km走が出来た状態。
しかし、過去3回のつくばマラソンと比べて故障も無く体調万全。テーパリングも自分的にはほぼ完璧。
2.ヴェイパーフライ4%フライニット
軽さと着地衝撃緩和を両立する、自分にとって夢のシューズ「ヴェイパーフライ4%フライニット」で挑める。
しかし、練習ではもったいなくて(笑)使えず、どれ位のペースでフルを走れるのかの感触を掴んでいなかった
以上2点が不安要素でした。
自信はありませんでしたが、とりあえず去年と同じ4’05/kmで走り出してみて、いけるかどうか様子を見ることにしました。
レース前日、新千歳空港からの移動など
レース前日に新千歳空港から羽田空港へ移動。
新千歳13時10分定刻発、羽田には15時頃に到着。
羽田空港から京急で品川駅、品川駅から山手線で秋葉原駅、秋葉原駅からつくばエクスプレスで守谷駅まで。守谷駅には17時頃に到着。
宿泊先である、東横イン守谷駅前にチェックイン。
チェックインして落ち着いたところで、徒歩10分弱でいけるイオンタウン守谷にラン友と繰り出し、フードコートで夕食。私はリンガーハットでちゃんぽん^^;
その後、イオンのスーパーで翌日の朝食などを調達。
おにぎり2個、ミニカップラーメン、カステラ、豆乳を購入。
東横インは6時半から無料で朝食が提供されますが、9時スタートのレースに合わせると6時には朝食を食べておき、消化時間を3時間とってお腹の中は空っぽ&パワーは全開状態にしておきたい。
なので、ホテルの朝食ではなくイオンでオニギリとミニラーメンを朝食として買いました。
買い物後はホテルに帰り、部屋備え付けの加湿器全開。
浴槽にお湯をためてゆっくり入る。入浴後も浴槽にお湯は残し、さらなる加湿。
部屋が暖かく湿度も充分だったお陰か、レース前日にしてはゆっくり5時間ほどは眠れました(いつもは2~3時間しか寝れない^^;)
当日、レース前
レース当日、4時半起床。色々準備をして6時には朝食を済ませました。
レースの朝に必須のトイレタイム(大)もして出発。
ラン友3人と守谷駅に6時45分に待ち合わせ。
4人で一緒に電車に乗り込む。電車はランナーたくさんでメチャ混み(^_^;)
7時過ぎにつくば駅に到着。タクシーでマラソン会場へ。
つくば駅からマラソン会場までは1000円。4人で乗れば250円ずつ。
私は毎年、研究学園駅からのシャトルバスやつくば駅からの徒歩ではなく、タクシーを選んでいます。座ってスムーズに会場入り出来ますし、レース前に少しでもストレスを軽減したい目的です。
7時20分位に会場到着。恒例の看板を見ると
「つくばに来たな!」
と、気持ちも引き締まります。
レースの準備や仲間と談笑していると、あっという間に8時過ぎ。
前日購入したカステラと豆乳を摂取して、いそいそとスタートラインへ移動。
8時20分ほどにスタート地点へ到着、前から3列目ほどに並べました。
昨年レース25分ほど前にスタートラインに行ったら結構な混雑。
Aブロックでも少し後ろの方になってしまったので、今年は早めに。作戦成功♪
スタートを待っている間、何人かが後方から前の方にスルスルと進んでいくものの、マラソン大会ではおなじみの光景。心を乱さないように平常心で待機。こんなことでスタート前から消耗してもしょうがない。
しかし、その中の1人が「猫ひろしさん」だったのには少々心を乱した(笑)
後から来てグイグイ前に行き、堂々と「ニャー」と言いながらスタートした姿に「強靭な精神力」感じたw
備忘録として、スタート前、ランパンとランシャツ、ゴミ袋を切った簡易カッパだと半袖だから腕が寒かったな。やはり100円ショップで長袖のカッパを準備した方が良いな。
ウェア・持ち物・作戦
ウェア
1,チームのランシャツ
持ち物
2,honeyplus ここでジョミ×1本
作戦
レースプランは、レース2日前の記事で上げた通り。
【松】4’05/kmで大丈夫そうなら、去年と同タイム前後で30km通過、終盤粘ってPB
【竹】4’10/kmならいけそう、ということであれば、つくば3年連続サブスリー狙い
【梅】体調次第では4’30/kmほどに落として、3週間後の防府読売に向けたロング練習
という感じ。
まずはスタートして4’05/kmで走り出し、自分の身体の反応を見てみる。
という事で、9時スタート!
2018つくばマラソン レース記 前半
スタート〜5km
20分26秒 平均4’05/km
スタート時の気温は8℃。毎年つくばは気温が低く、お天気も安定して晴れが多いので最高だ。
スタートロスは3秒。スタート後も混雑はさほど感じず、スムーズに自分のペースで走る事ができ、最初の1kmから4’05/kmと作戦通りのペース。
ヴェイパーフライの反発を感じる。楽に進んでるつもりでもラップが出る。
「いける。このまま進んでみよう」
そう思えるスタートとなりました。
なかなか身体が温まらず、カッパはしばらく着たまま。
周りのランナーはどんどん脱ぎ捨ててるけど、自分は捨てられず。
5km〜10km
20分16秒 平均4’03/km
全く息が乱れない。いつも最初の数kmは少し息が弾んで汗が流れるのに、そんな雰囲気もない。6kmで気付いたけど、もうとっくにセカンドウインドのような自動巡航っぽい状態。
「これは…」
最初からゾーンに入ったような初体験の感覚。
「かつてない好調なのかも」
日差しが強くなってきたので、さほど暑くなってはいなかったものの、7kmでカッパを脱ぎ、エイドまで持って走りゴミ箱へ捨てさせてもらう。
10km〜15km
20分24秒 平均4’05/km
10km過ぎてからはキロ6でジョグしてるんじゃないかと思える程の余裕度。
「こんなことは滅多にない。とことん温存だ」
そう思いながら、誰に抜かれても気にせず、何も考えず、ただただマイペース。
目も半分閉じてるような瞑想状態の巡航。良い天気・無風・適切な気温、気持ちが良すぎた。
15kmでジェル半分摂取。
15km〜20km
20分23秒 平均4’05/km
これがランナーズハイなんだろうか。どこまでもペースダウンしないでいける自信がみなぎってる。
とはいえ、いままでの経験がペースアップを抑制する。
「こんなに楽でも、30km以降は絶対にキツくなる。ペースは上げないで温存だ」
引き続き何も考えない、瞑想状態。
20kmでジェル半分摂取。
20km〜25km
20分07秒 平均4’02/km
ハーフ通過は1時間25分58秒。
昨年は1時間25分48秒。
ほぼ同タイム。でも余裕度は今年の方が高い。
「単純に2倍して2時間52分…いける」
と思った。
なんならネガティヴスプリットで50〜51分台も可能性あると思った。
でも、現実はそんなに甘くはなかった(笑)
25kmまでの平均ペースが少し速くなったけど、無理はしておらず、瞑想しながらナチュラルに速くなっていたのでそのまま気にせず進む。
25kmでジェル半分摂取。
25km〜30km
20分06秒 平均4’01/km
ここはアップダウンが多め、少し疲れてくる事もあって毎年ラップが落ちやすい区間。
25kmまでの頑張り度合いが10段階で3だとすると、4にちょっとだけアップ。
ここまでは去年とほぼ同じラップ、同タイムで各ポイントを通過していると分かっていた。
去年はこの25km~30kmの区間からペースが少しずつ落ちていった。
(去年のこの区間は20分36秒、4’07/km)
今年はここからラップタイムで少しずつ上げていければPBは確定だし、レース前からそういうプランで考えてた。
そんな気持ちで「単純な移動」から「気持ちを入れて走る」状態に薄っすらと移行し始めました。
それでも30kmが近づいてきて、少しずつ疲労が…
完全に気持ちを入れ始めた、怒涛の30km以降!
レースレポ後半へつづく…