フードバレーとかち2023レースレポ

自身4年振りの公認ハーフマラソンとなる、フードバレーとかちマラソンに参加してきました！

 

まさか4年も公認ハーフに出場しないことになるとは、前回の公認ハーフマラソン（2019年フードバレーとかちマラソン）を走った時は夢にも思わず^^;

この翌年からコロナで全く大会が開催されないようになりましたからねー。

 

コロナが一段落した去年・2022年は金沢マラソンに出場していて、同日開催だったフードバレーには出場出来ず。

一応その間も、公認じゃない”草レース”的なハーフマラソンには2レースほど参加していて…

2021年の札幌さよならマラソンでは、1時間18分06秒。

（今回も競り合う、長年のライバルはこのとき1時間18分49秒、ライバルのお話は以下の記事で）

今年、2023年の伊達ハーフマラソンでは、1時間17分38秒。

（ライバルは2023年1月の赤羽ハーフで1時間18分26秒）

 

いずれも非公認レースあるあるで、ガーミン的には少し距離が短かった^^;

とはいえ、わずかずつでもタイムを更新してはいるので…今回の公認ハーフでは、レース前の記事の通り

松　1時間16分20秒（3’37’09/km平均）

竹　1時間17分切り（3’38’94/km平均）

梅　1時間17分37秒（3’40’74/km平均）

草　1時間19分58秒（3’47’42/km平均）

を目安に、頑張ってみることに！

ではレースレポ、いってみよー！

 

レース前の事。ウェア・持ち物

札幌から帯広までは200km、車で3時間ほどかかります。（高速道路利用）

私の運転でハシルコトACメンバ（妻とメンバー1名）と一緒に、受付会場の帯広市役所へ。

問題なく受付を済ませて、恒例の帯広・豚丼パーティーへ！

選んだお店は、安定の豚丼一番。

いつも通りの大満足な豚丼を食べて、レース前の朝食などをイオン帯広店で調達してホテルへ。

レースに備えて、ゆっくり休みましたzzz

ウェア

１，ハシルコトACのレースウェア

２，オークリー　レーダーロックパス

３，ハシルコトACのタイツ

４,  ヘルスポイントのランニング用 腹巻き

５，ZAMSTのアームスリーブ

６，イオンで買った3足1200円のアディダス5本指ソックス^^;

７，ヴェイパーフライ3

 

※1 ハーフは補給食などの持ち物は無し

※2 レース当日は雨が降ってしまったので、サングラスはしませんでした。

※3 レース直前に、意外と暖かかったのでアームスリーブは外しました。

2023 フードバレーとかちマラソン レースレポ

天気予報が外れて、朝からあいにくの雨模様。

とはいえ気温はそこまで低くない（15℃ほど）ので、走るにはコンディションバッチリ(*^^*)

 

レース直前まで待機場所で待機して、スタート10分ほど前に陸連登録者が並べる最前列近くへ整列。8時半のスタートを待ちました。

スタートの時には、雨はやんでいて良かった～～♪

 

スタート～5km

18分26秒(3’42-3’41-3’40-3’42-3’41)※計測はガーミンのタイム

スタートが少し後ろになってしまったので、多少ブレーキをかけたりする場面があったものの、200～300m進んだらもうストレスフリー(*^^*)

 

1km目は下り基調なので3分30秒台/kmの良いラップを刻めるかと思いきや…

3’42/km

2019年に1時間19分59秒だった時が3’38/kmだったので（この時は3kmで撃沈したけどw）、それよりも遅いラップでビックリ(*_*)

（マジかー。2週連続の変化走10セット30kmのダメージが思った以上に大きくてバネ、戻ってないかー(TдT)）

そんな事を思いながら、それでも今日出来る精一杯の走りをするしかないので…気を取り直して進む。

 

その後も多少登り基調とはいえ、3’40/kmを切れる事はなく

（うーん…梅の1時間17分37秒（3’40’74/km平均）前後が濃厚か）

と、序盤ですでに松・竹の可能性が低減^^;

5km～10km 

18分37秒(3’42-3’38-3’45-3’47-3’45)

気がつくと仲間や長年のライバルなど、多くの人が付いてきていて…

完全に、みんなを楽にするペースメーカーにされていたww

偶然、それを捉えてくれていたYouTuberの方がいたー↓

そして8km前後の急坂。

ここでは、特に力むこともなく登ったつもりだったけど…

登り切ったら、ものすごく息が切れて疲弊orz

 

あとで長年のライバルに聞いたら

「げんさん！あそこの急坂で、1人突き抜けて行っちゃってたよ！」

「あれに付いていったら絶対ヤバいと思って、バカだと思ってほっといたよ（意訳）」

って言われた(笑)(笑)

10km～15km 

18分46秒(3’48-3’44-3’44-3’50-3’41)

坂で全てを出し切ってしまいww、そのあとは比較的平坦な感じになったにも関わらず、つくばで目指すフルマラソンのペース（3’45/km～3’50/km）くらいでしか走れなくなって…

【撃　沈】( ；∀；)

 

2019年のフードバレーは3km地点で撃沈だったから、成長したな～～（え）

 

仲間やライバルに抜かれ、どんどんみんな姿が小さくなっていく。

（何とかしなきゃ、どうにか我慢しないと(T_T)）

とは思うものの、気持ちとは裏腹にペースは上がらず。

 

それでも何とかペースを維持して頑張れば、もしかしたら

・楽になって、再びペースを上げて前を追えるかもしれない

・何かしらの刺激があって、復活するかもしれない

・諦めたら試合終了。まだPBやコースベストは狙えるかもしれないんだ

などと、色々考えて粘る。

 

15km～20km 

17分53秒(3’44-3’38-3’28-3’30-3’32)

17km地点を過ぎた辺りだっただろうか。

 

1人の男性ランナーが抜き際に

男性ランナー「頑張ってください！」

と声をかけてくれた。

 

瞬時に

（あ、彼はブログやYouTubuを見てくださっている方に違いない。サウルス北海道と書いてあるユニフォーム…これはチャンス！付いていかねば！！）

と思い、一気に抜かれるような速いペースだったけど追走。

 

そこからグッとペースが上がり、3’30/km前後での巡航に。

その彼のペースが少し緩まった際、今度は私が前に出て

げん「引っ張り合って、頑張りましょう！」

と声かけ。すると

サウリスト「げんさんですよね！」

げん「そうです！」

などとお話をしながら、2人で前をグングン追走。

 

前に見えるのは、負けたくない長年のライバル。

差は…道中何度も自己計測していて、おおよそ100m・25秒前後。

 

もう17.5km地点。20kmまでに追いつくとして10秒/kmもライバルより速く走らないと追いつけない。

ライバルは決してペースダウンしないだろうし3’40/km位で進んでるだろうから…3’30/kmは、追いつくには最低限のスピード。

 

（チャンスをもらって乗せる事が出来た3’30/km。絶対に落とさないでいく！）

と、ようやく復活！！

 

サウリストの彼は、2km弱ほど並走してから

サウリスト「げんさん、頑張ってください！！」

と言って、少し後ろに下がっていってしまった…ここからは、力が試される単独走だ。

 

それでもライバルまでもうあと僅か。サウリストの人、本当にありがとう！

 

19.5km。ついにライバルのすぐ近くまで追いついた！！

追いついてきたスピードを少しペースダウンさせ、少し離れた位置で、追いついたのがバレないように（いやらしいw）追走。

ここからは頭をフル回転させて、どうやって勝つかだけを考える。

 

（中途半端なスピードで抜かすと、持ち前の勝負根性で絶対に付いてこられる）

（抜くなら、心を折るスピードで抜かさねば…）

（いや…ごく短い距離のスピードなら勝算があるので、トラック勝負的に最後まで後ろに付くか…）

 

そんな事をあれこれ考えていると…

後ろから若いランナーが、かなりのスピードで私を抜かしていった。

（ここだ！このスピードだ！勝負をかけよう！）

すぐに若いランナーに付いて、一緒にライバルを抜く。

 

しかし！

ガッチリとライバルに後ろに付かれて、追走された！( ；∀；)ﾏｼﾞｽｶ

勝負をかけたスパート、失敗(笑)

 

若いランナーは相当のスピードだったので、ほどなくして私は付いていけなくなった。

ライバルも同様で、彼は私のすぐ後ろにいる。

ここにきて、ライバルも私がいる事を知ってしまって…バチバチの一騎打ち。

 

（ライバルの心は折れなかったorz 自分も相当苦しいので、やはりラスト勝負…少し休んでためよう）

ペースを僅かに落とすと、ライバルは前に出て先行した。

 

再び差が5m、10mと付いていった。

（大丈夫。10mくらいなら、ラスト200mくらいのスプリントで逆転出来る。むしろいま付いていったら、自分が潰れて負ける。ためろ～～）

 

もう頭の中はフードバレーのタイムや、松・竹・梅・草の目標の事など一切忘れていて(笑)、目の前の勝負だけに集中していました^^;

 

そしてゴールまで2か所のカーブが始まる、残り200m。

ためるように心がけていたのに10mの差をキープするだけで消耗し過ぎて、すでにスパートが出来ないくらい呼吸も身体も限界に近い(T_T)

 

それでもいかなきゃ。

出来っこないを、やらなくちゃ！って、けん玉さん言ってたな！^^;

 

カーブを迎えるラスト200mのところで、意を決して渾身のスパート。

もうガムシャラな走り方で、100mほどで一気にライバルを抜いた。

 

しかし、抜いてからが地獄。残り100mもあるのに、使い切っちゃったぞww

心臓が飛び出そうな苦しさ、心拍で

どうにかゴールまで粘りきり、ライバルに2秒差でゴール！

と共に、今まで一度もハーフで勝てたことのないチームメイトのライバルも抜かして3秒差で先行してゴール！

いや～～、マジで死ぬかと思ったわーーー( ；∀；)

 

2023 フードバレーとかちマラソン ハーフ

1時間17分48秒（3’41/km)

レース後はライバル2人や、道中で大きな力をもらったサウリストの方もほどなくゴールしてきたので、健闘を称え合って談笑♪

この瞬間が、一番良いね(*^^*)

長年のライバルとは、ツーショットで写真を。

走力の近い仲間たちとの、秒差でしのぎを削るレースの何と楽しきことよ★

 

レース前の目標的には、松も竹も、梅さえもギリギリかなわず…

梅　1時間17分37秒（3’40’74/km平均）×

草　1時間19分58秒（3’47’42/km平均）◯

“草”という結果でしたが、楽しかったし公認ハーフPBだから、まいっか！(笑)

レース後

レース後はすぐ着替え、今回も参加賞である500円の金券で帯広名物・インディアンカレー♪

これ、ほんとウマいよなーーー！

その後は温泉に入り、いつも通り十勝の美味しい食べ物やお土産を堪能する”フードバレーツアー”を楽しみました♪

 

★★★

 

さて、次はいよいよつくばマラソン、本番。

 

週末にはレース3週間前、最後のロング走（速いペースでの変化走30km）が待っています。

それをクリアすれば、あとはテーパリング。

 

近年、調整方法では色々な試行錯誤をして失敗もしてきましたが…

今回は王道のテーパリング方法でバッチリつくばマラソン当日に合わせていきます(*^^*)