SAPPORO★テイネトレイル2019 レースレポ上

先日6月16日に開催された、第2回目の開催となるSAPPORO★テイネトレイル2019に参加してきました!

テイネトレイルは札幌からほど近い、手稲山(標高1023m)を舞台として開催されるトレイルレース。

電車なら札幌駅から手稲駅まで16分。手稲駅からシャトルバスが出ており、乗車時間は15分ほどだ。

車なら、札幌中心部から20km・30分でレース会場。

これほど都市部に近いにも関わらず、一山で30kmオーバーのトレイルレースが開催されるのは、ありがたい(*^^*)

前日の夜から本降りの雨が降り続き、大会開催が危ぶまれる向きもありました。

しかし、レース当日の朝には「天候は回復傾向である」とレース責任者が判断した模様。

無事に開催決定、スタートまでには雨もやみ、レース中もほとんど雨が降る事はありませんでした♪



SAPPORO★テイネトレイル2019 挑戦のポイント

5月の野辺山ウルトラ2019をリタイア、来年のリベンジに向けて坂練習を中心に実施する事を決定。

とはいえ、来年の野辺山までは遠い。まだ11ヶ月ある。

坂練習の成果を都度感じられるように、マイルストーン的にトレイルのレースをいくつか入れる事がモチベーション維持に大事だなと。

加えて、トレイルはレースじゃないと走れない事も多いので、この夏~秋にかけては練習がてらにトレイルレースをいくつか入れました。

特に今回のようなミドルレンジ・4~5時間でゴール出来そうなトレイルレースは負荷がかかり過ぎず、練習にもってこい。

レース前日も20km走った上で、テイネトレイルに臨む事にしました。

レース前

自宅は札幌からほど近い場所ですので、自家用車でレース会場に向かいました。

大会が用意してくれている駐車場は広く、渋滞や駐車場所が足りなくなるような事はありませんでした。

今回33kmや17km、5kmなどのカテゴリー全てを含めたエントリー人数は900名。

今後参加者が増えると駐車場が手狭になるような問題が発生する可能性はありますが、当面はキャパが大きく感じますので、大丈夫そうです。

駐車場の目の前にある”TEINE”と表記されている建物「オリンピア スキーセンター」でレースの受付、ゼッケンを貰って準備する事が出来ます。

ウェア・持ち物・作戦

ウェア

1,アディダスの半袖Tシャツ

2,  ファイントラック パワーメッシュ

3,  ノースフェイスのエンデュランスフーディ

4,adidasグラフィックショーツ

5,ザムスト(ZAMST) 着圧アームカバー 

6,タビオ レーシングラン5本指ソックス

7,ザムスト(ZAMST) カーフスリーブ 

8,adidasのグローブ(持参)

9,ガーミン

10,サロモン センスライド

11,ノースフェイス・ゴアテックスキャップ

※今回は雨のレースが予想された上で1000mの頂上は寒そうだったので、汗冷え対策としてファイントラック パワーメッシュを着用しました。

スタート時の持ち物

1,  サロモン ADV SKIN 12 M/Lサイズ

1,アミノバイタル パーフェクトエネルギー 130g×3個

2,おにぎり1個

4,サロモン ソフトフラスク 500×2本(ポカリ500ml×2)

5,iphone6

6,コースマップ&高低図

7,Gopro(小型ビデオカメラ)

8,ファーストエイドキット

9,ポイズンリムーバー(リムーバー入れに保険証も同梱)

10,エマージェンシーシート

11,非常用トイレ

12,モンベル 熊鈴

13,非常用の替えTシャツ(使わず)

14,非常用のエナジーバー2本(使わず)

作戦

トレイルレースの場合は、スピードを追い求めない。

とにかく安全第一で完走する事が目的だ。

フルマラソンで自分と同じくらいの走力を有する仲間が遥か前方でレースを展開し、自分より1時間も2時間も速くゴールしていても”ウズウズ”しない。

そもそも自分にはトレイルの舞台で速く走る走力はないんだ、という謙虚さを常に持つ事。

コースは、こうだ。

まず序盤の登りをクリアすると、5km以上の下り。ここで飛ばしすぎると終盤に脚が無くなるので要注意だ。

そして高低図では”たいした事がない”と思いがちな、10km~15km区間。

去年テイネを走ったメンバーの多くが

「かなりキツかったので気をつけた方が良い」

とアドバイスをくれた。

A1まで余裕を残しながら巡航、その後の手稲山アタックに備えた方が良さそうだ。

その手稲山の頂上までは、主にガレ場。

ガレ場とは岩壁や沢が崩壊して大小さまざまな岩や石がゴロゴロ散乱している斜面。

岩や石は雨に濡れて滑るだろうし、なかなか大変な場所らしい。

気持ちの準備はしておこう。

手稲山山頂までくれば20km地点。残り13kmは主に下り。

30km手前から最後の登りがあるが、ゴールまでもうすぐ。粘れるだろう。

去年のテイネトレイルのリザルトを見ると

4時間30分

前後くらいが、フル3時間近辺で走るのランナーのゴールタイムのようだ。

ある程度マイペースで巡航して順調にゴールまでたどり着けるとしたら、4時間30分ほどを目指そうという目安を持ってのスタートとなりました。



SAPPORO★テイネトレイル2019 レースレポ 上

33kmコースのスタートは9時。

スタートダッシュする気持ちも無いので、割と後ろからのスタート^^;

スタート~10km

1時間05分36秒(6’56,7’33,10’49,8’00,5’20.5’44,5’34,5’08,5’12,5’21)

レースが始まると、早速登り。

2kmで汗だくになった(笑) 止まってゴアテックスのジャケットを脱ぐ。タイムロスしたけど、しょうがない。

そこから、女子大回転のスキーコース。

「え。意外と斜度があるような気がするけど、みんな走ってる…」

と思いながら、頑張って登る。

…やべぇ…

もう左足のふくらはぎが張ってきた…すでにパンパンだぞ(まだ2km!弱っ!笑)

(前日20km走ったから? レース前でも普通に坂練やってた影響?)

先が思いやられるわ~。

何とか登りきって、5km以上続く下り基調に突入。

路面はぬかるんでいる&大小の石が点在していて、気を抜くと転倒の危険を否が応でも感じる。

出来る限りスピードに乗っていきたいところですが、道幅が狭く、ペースの違うランナーに追いつくと抜けるポイントが少ない。

ここは焦らず抜かさず。前のランナーのペースに合わせて進む場面も多かった。

1列に並んで走っていると、ちょいちょい前のランナーが滑って転んだり、石につまづいて転倒する。

1人は酷く足首をひねったらしく、座り込んでいた。

自分もいつ同じ目に合うか分からない。転倒した先に石や岩があったら大変だ。

前にランナーがいなくなって開けても、多少スピードを抑えつつ進む。

10km~15km

1時間04分49秒(9’40,13’28,17’22,18’07,6’12)

この区間のポイントは、一見高低図ではたいした事がないように見えるが、ひたすら続くアップダウンの連続だ。

下り基調が終わると、登りが始まった。確かに急なアップダウンがいくつも続く。

写真では伝わりづらいが、なかなかの斜度。

レース序盤でパンパンになった左足のふくらはぎが、ピクピクとつりそうになっている。

すでにレースを”リタイア”という結末で終わりを迎えそうなほど、足はガクガクだよ(だから弱すぎだって笑)

本当に坂練やってる、効果あんのか?ww

「あ~、トレランポールがあったら楽だったのかなぁ」

などと、自分の走力以外の部分に原因を求める始末w

「このレースが終わったら、ポールを買おう」(練習しろ)

そんなバカな事を思いながら、いくつも川を越えた。

木の橋がスゲー滑って危なっ!って何度もなった^^;

急でドロドロな斜面はロープが用意されており、順番待ち。

「おいおい、ロープを使う登り?ふっ、ベンチプレスで鍛えてきたオレの腕力なら屁でもないわっ!」

順番がきた。

ズルッ(滑った)

ガクッ(足を踏み外した)

はひー、なかなか上まで上がれねぇ~~orz

クスクス(順番待ちの人が苦戦してる自分を見て薄笑いww)

…(ちきしょう、こんなハズでは笑)…

ナメていてごめんなさい。

まだマッチ棒のような腕の自分では、ロープ登り、超キツかったです(;´Д`)=3

ようやく15km過ぎ、A1のエイドに到着。

大きいのを我慢してたから、速攻でトイレへIN。

…うーむ。ここでボットン便所の登場か。

うかつに大盛りを落としたら、バッチリお釣りが貰えそうなヤツだ。

だが、ロープ登りで笑われたオレにとって、もう怖いものは何もない(笑)

内心では恐怖に怯えながら事を済ませ(お釣り無し!セーフ!笑)、エイドへ向かう。

ここまでで、すでに2時間15分ほどかかった。ロードなら30km以上走れる時間を動いた事になるなー。

しっかり補給しなければ。終盤に腹がへって動けなくなる。

トイレ休憩、オニギリ1個とゼリーを摂取しながら持参したポカリを飲む。

そしてポカリが無くなったソフトフラスク500mlに水を補充してもらい、リスタート。

さぁいよいよ、ここから手稲山の山頂を目指してGO!だ。

SAPPORO★テイネトレイル2019 レースレポ 下 へ続く。

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★ご案内★(2022年10月16日更新)
ありがたい事に大…

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