9月に入ってから、スピード養成を目的としたポイント練習は3回目。
すでに
9月3日 変化走200m(3’35/km)-200m(4’25/km)・計400mを1セットとして20セット
9月5日 5000mTT(タイムトライアル)、3000mTT、1000mTT 3連続タイムトライアル
を実施しています。
第3回目となる、この日(9月10日)のメニューは500mレペ12本。
長らくブログを読んでくださっている方がご存知かと思いますが、私がランニングエコノミーを向上させる時に意識する際、
・ランニングフォーム
・着地する位置
・股関節の使い方
・骨盤の前傾
・腕振りのやり方
そんな事を考えながら、自分の走り方を修正する事は一切しません^^;
ダニエルズのランニング・フォーミュラ
書かれているのは、レペでランニングエコノミーを改善しなさい、という事ばかり。
R(レペティション)トレーニングの主な目的は、無酸素性作業能、スピード、ランニングの経済性を高めることにある。
~中略~
特に大事なのは十分に身体を回復させ、正しい走動作で速く走ることだ。スピードを上げたときにもがき苦しむのは避けたい。フォームが崩れてしまうからだ。
だったり、
レペティション(R)トレーニングを行うと、ランニングの経済性が向上する。それは、レースペースあるいはそれに近いペースで走る際の腕や脚の無駄な動きがなくなり、最適な運動単位を動員することができるようになり、より速いペースでも楽に感じられるようになるためである。
であったり、
Rトレーニングでは経済的な走りに必要な、適正な筋繊維を動員しているのである。無駄な動きを省き、エネルギー消費を最小限に抑えた走りを可能にするのは、こうした適正な筋肉細胞である。
という事です。
詳しくは以前書いたこちらの記事にて。
ダニエルズさん的には
フォームの矯正、ランニングエコノミーを良くするには
「習うより慣れろ!」
と言わんばかりです。
とはいえ、理想のランニングフォームの事について深く考え、日々研鑽を怠らず、自分の走り方について追求しているランナーを否定する訳では全くございません。
私が勝手に
「疲れてくると結局自分本来のフォームに戻るんだから、”私の身体の事を知らない人が勧めるフォームの研究”より、自分が無意識で走った時に自然にランニングエコノミーが高まるような作業だけに集中したい」
と思ってるだけです^^;
少し脱線しましたが、2時間50分を切るための”最重要ポイント”と言っても良いのが
スピードの底上げ
だと考えています。
フルマラソンで3分台/kmの巡航を余裕を持って出来るようになるには、フルマラソンより短い距離(3000m~ハーフ)の記録を、自分史上最高のタイムに上げておきたい。
その重要なポイントの1つである”ランニングの経済性”を高めるため、500mレペ12本、いってみよー!
チームでの練習会になります。
昨年と同時期に実施した500mレペの設定は100秒(3’20/km)でした。
去年のラップは
100,98,98,98,98,97,98,98,98,99,95,93
去年は気温15℃、手先が少し冷たくなるほどの気温だった事もあって、概ね問題なく設定通りの練習が出来ていました。
しかし、この日は20℃。
暑さが極端に苦手な自分にとって、20℃でも少し苦しい。
加えて今年はレペを実施するコースが変更に。
疾走する500mの道中、登りはそのままで、下りが無くなった。
それでも去年より速いラップでこなさないとダメだ。
最初の2~3本はアップがてら。
身体が動くようになってきたら、レペなので1本1本腰高のフォームと自分にとっての良い走り方を確認しつつ、去年のラップより速めを意識。
気持ち的には95秒(3’10/km)~100秒(3’20/km)の間で、出来るだけ95秒に近づけたい。
意を決してスタート!!
(レストは200mジョグでスタート地点に戻り、グループ毎にスタートするまでの間の待ち時間がプラスされて120秒前後でした)
100,100,97,97,96,96,94,97,97,96,95,91
ゲロゲロ~orz
死ぬかと思ったわw(そう簡単には死なないけど笑)
スピード底上げのための、苦しい練習は続く…