目次
先週末は股関節が少々痛かったので、土日ランオフ。
サロマの疲労が抜けきれている訳もないので、丁度良かったかな。
おかげで週明けは痛みが消え、元気にポイント練習も入れつつリスターート!!
8日(月)閾値走 5.5km 20分51秒(3’47/km)+ジョグ4km(Next%)
9日(火)藻岩山(531m) 4ルート登山 3時間33分54秒(10’45/km)
10日(水)ジョグ4.6km+筋トレ
11日(木)5000mビルドアップ2本+1000mフリー+ジョグ6.3km
12日(金)ランオフ
13日(土)クロカンコースジョグ11.2km 1時間16分15秒(6’48/km)
14日(日)Mペース走 4.98km 20分37秒(4’08/km) + ジョグ2km
【8日(月)】
月曜から張り切って閾値走5.5kmをヴェイパーフライネクスト%を履いて。
ネクスト%での閾値走、これは完全にブログ記事を書くため^^;
ネクスト%を履いて練習するのは”ブログネタ”を作る時のみ(笑)
着地筋があまり鍛えられない厚底シューズばかりで練習しちゃいけないのは去年学びましたからね。自分的には痛い目にあったからーw
ネクスト%は耐久性が上がった、400~500kmは走っても大丈夫になった、というような噂もチラホラ聞きます。
しかし、仮にそうだとしても”鍛える目的”の練習日(ポイント練習)では、今まで通りジャパンブースト3などの練習シューズを履く予定。
【9日(火)】
その翌日は、藻岩山(531m)登山実施。
早朝から仕事を頑張り、少し早めに終わらせて近くの山へ。
自分はこれまでの人生で”山”に親しんできた事はなかった。
完全に山の初心者であり、登る事に全く慣れていない。
そんなヤツがトレランをやろうというんだから、そりゃ身体もビックリするわw
ましてや今月末に大雪山70km、10月はハセツネ…
「お前、ナメてんのか」
って、トレイルのベテランから怒られるわ^^;
だから、まずは登山からやろうって決めた。(そこからか笑)
この日は登りをしっかり歩いて着実に進むこと、フラットと下りは出来るだけ走る。
そんな感じで登ったり下りたり。4つの登山ルートをたどって4回登った。
20km、累積標高1500m。これでグッタリになった。終盤は何度も膝に手を付いた^^;
でも、大雪は70km・3500m、ハセツネは71.5km・4500m…
マジで、無理かも(笑)
いや、待て。
フルマラソンを走る事が全く思い通りにいかず、毎週1回、ジョグペースでも良いから30km走を重ねる事で、一気に走れるようになったじゃないか。
トレイルをある程度こなせるようになるための”トレイル的30km走”は、この藻岩山登山だと思って愚直に重ねるしかねぇー(ノ∀`)
【11日(木)】
藻岩山登山から2日後のチーム練習会。
秋のつくばのためにスピード練習も積み上げていかないといけない。
とはいえこの日、やはり山で受けた筋肉痛と疲労感がある。
慣れるまで少し設定はユルめでも良いから、頑張ってやっていくよ。
チームの練習会に参加するのは、3月のさが桜マラソンでサブ3する前に1度参加して以来。4ヶ月ぶり、今年2回目だ。
メニューは5000m2本と1000m1本。
1本目はチーム全員で同じペース 24’07
5’08-5’02-4’49-4’40-4’29
2本目
4’28-4’20-4’07-3’53-3’34
最後だけ少し頑張って。
1000mフリー 3’21
ここは全力!と思ったけど、抑えめでやったつもりの5000mビルドアップ2本で意外と疲れてたー。スピード上がらずorz
少しずつ上げていきましょ。
【14日(日)】
再びブログネタのために(笑)、ネクスト%を履いて近所の公園へ。
4’15/kmで距離走やるって公表しちゃってたからなー。
疲労によるものか、全くやる気が出ないw
でも、私は生真面目なA型(マジメとか笑)
約束は守る男だ。
よし!スタート!!
…
あー、もう走りたくねーーー!(笑)
ごめんなさい。5kmで疲れてやめた^^;
あと若干足裏に痛みがあったのが気がかりで。
ブログでの約束も大事だから何とか守りたかったけど、自分の身体を壊しちゃいけない。
山とスピード練習の疲労・ダメージは、週末にポイント練習を実施出来ないほど大きかった。最近8時間とか寝ても、昼間は眠いしw
これじゃあブログの記事が書けないので、ネクスト%を水に濡らして重量を計る実験をしてみました。
ヴェイパーフライ ネクスト%がヴェイパーフライ4%フライニットと異なる点として大きいのが、アッパー部分の変更。つまり
フライニット→VaporWeave(ヴェイパーウィーブ)
へと変わった点にあります。
ネクスト%のレビューで書きましたが、ヴェイパーウィーブは熱可塑性ポリマーとナイロンのブレンド素材。
アッパー部分に触ると、いかにも水を弾きそうな素材であり
「これなら雨のレースで、水を吸いやすいフライニットより重くなりにくいかも!」
と感じられます。
という事で、実際に4%フライニットとネクスト%にシャワーで水をかけて重量を計ってみました。
まずは4%フライニット。濡らす前に重量計測。数グラムの誤差はご容赦願いたい。
174g(25.5cm)だ。
ついでにシューズ内のソックスの重量も計測。
ソックスはもちろん、3足1000円以内で買える”しまむら”の五本指ソックスだ。
20g、シューズとソックスで194gだ。
そして1分間シャワーをかけ続ける。
1分も水をかけ続けると、もうシューズの中までビッショリだ。
それは、さながら大雨で走った時のように。
その後、重量計測。
215gまで増量。41g増えた。
ソックスはどうか。
55gまで増量、35g増えた。
結果、シューズとソックスで270gになった。
つまり、仮想大雨で4%フライニットとソックスを合わせた
76g重くなった
次にネクスト%だ。まずは濡らす前の重量計測。
177g(26cm)だ。
こちらもソックスの重量計測。
17g、シューズとソックスで194gだ。
そして1分間シャワーをかけ続ける。
…むむ。しっかりソックスまで濡れていく感触^^;
大丈夫か。本当に4%より軽い結果をもたらすのか不安だ(笑)
重量計測。
215gまで増量。42g増えた…ちょ!4%と増量分がほぼ変わんねぇ(笑)
いや、待て。ヴェイパーウィーブによってシューズ内のソックスまで到達する水分量が変わるのかもしれない。落ち着いてソックスの重量を計ろう。
55gまで増量、38g増えた…4%フライニットで履いたソックスより重くなってる(ノ∀`)
多少の誤差はあるものの、シューズの中までグッショリの土砂降りでは、どっちも重さは変わらないという悲劇^^;
こんな結果を掲載してしまって、ナイキさんゴメンw
でもね、これだけじゃアレだから、シャワーをかける時間を変えた実験もしてみたんですよ。
それを踏まえて、まとめ。
上の表はネクスト%と4%、それぞれのシューズを小雨・中雨・大雨・土砂降りと仮定してシャワー時間を変えて水を浴びせた後の重量変化を記載した表だ。
一番右の”総重量”の欄を見てほしい。
大雨や土砂降りの場合はN%も4%も重量の差はあまり無い。
ここまで水を浴びせてしまうと、どちらもシューズの中までグッショリでカポカポ。
素材の違いは、あまり差がなくなるようだ。
しかし小雨程度、ないしは中雨ほどであれば、重量差は比較的大きい。
特に中雨での総重量、N%は+29gに抑えられているのに対して、4%は+52g。
ヴェイパーウィーブの効果、あるぞ!
結果を見て分かるのは、
1.フライニットは水分の吸収が速く、小雨でもシューズ自体がすぐに重くなりやすい。
逆にヴェイパーウィーブは、小雨程度では重くなりづらい。
2.フライニットは水分を通しやすいせいで、ソックスに水分が浸透するスピードも速く、総重量が重くなりやすい。
逆にヴェイパーウィーブは、少しの雨ならソックスまで水分が浸透しにくく、総重量が軽いまま走れる可能性が高い。
そんなところでした~。
加えてN%はアウトソールに溝が深く刻んであります。
雨が予想されるレースであれば、ヴェイパーフライ ネクスト%は、ランナーの大きな力になってくれると思われます♪
え、
「じゃあ晴れなら4%でいーんじゃねーの?」
ですって?
そこですよね~。
私は、現状ではまだヴェイパーフライネクスト%でロング走やレースを走れていません。
もしかしたら、巡航スピードが4%よりさらに数秒/km速くいけるかもしれません。
30km、35km以降の脚持ちが4%より一層あるかもしれません。
これは試してみるしかありませんので、実際に走ってみてどう感じるのか、楽しみです。
ただ閾値走を走った感覚では…
晴れなら4%フライニットで充分だな!(個人的感想)
とは思いました^^;
4%でも充分速く走れますし、フルの終盤では(私の場合)4%でも充分ペースが落ちづらいと感じています。
万が一本番で雨が降った時、ヴェイパーフライ ネクスト%が手元に無いと後悔するかもしれませんが…^^;
問題は、すでに4%を持ってる人が、雨用に新たに3万円出してネクスト%を買うかどうかであります(`・ω・´)ゞ