目次
つくばマラソン2023、PB目指して走ってきました!
夏の間の信じられない猛暑の影響で、質の高い練習をスタートさせるのが遅れたものの
(最低でもPB更新・サブ45は、絶対出来るはず)
という自信と共に、つくばに乗り込みました♪
その自信は見事に粉砕されるわけですが(笑)
果たして何があったのか、どうして30kmにも到達しない距離で脚が無くなってしまったのか。
詳(つまび)らかにすることで、読んでくださった皆さまに
(げんのようには、ならないように気をつけよう)
と思ってくださったら…この上ない、喜びです!!(TдT) 笑
さぁ、レースレポ、いってみましょう~~★
1,ハシルコトACノースリーブシャツ
2,ハシルコトACタイツ
整列はほぼ最前列だったので、有名人の方もチラホラ。
初サブ3を目指す、某ランスマの出演者を拝見して
(まぁ頑張れや)
と思っていた自分をぶっ飛ばしてやりたい。
お前は終盤・40km地点で、その彼に抜かれるんだ(笑)
それはさておき…w
スタートを待っている間、雨も降ってきてとても寒い。ガタガタ震える。
路面が濡れてきてしまい
(予報では雨は降らない感じだったのに(TдT))
と、少しショックorz
これまでのレース、雨で良い結果を得られた思い出がないですからね~^^;
それでも気持ちをしっかり持って、待機。
スタート前って脚の温存のために割と地面に座るランナーも多いけど、誰も座らない…
座りたかったけど、何か同調圧力的な感じ(笑)で、座るに座れず。
(まぁいっか!)
と思って、スタートを待つ。
そしていよいよ9時、スタートの号砲が鳴りました!!
19分27秒(3’52-3’58-3’52-3’53-3’50)
スタートロスは2秒で、ほぼ無し。
混雑もなく、快適にスタート(*^^*)
しかしながらスタートから数km進んで、1km毎のラップは
1km目:3’52/km
2km目:3’58/km
3km目:3’52/km
と、予定のペース(3’50/km)を刻めないような感じ。
(あー、東京マラソンの時と同じだ。いつも通り走っているような”気”はするけど、ラップは遅い)
(2022年の金沢マラソンで楽に巡航出来た3’48/km前後は、夢だったのかな)
(今日はしょうがない。行けるペースで行こう)
19分22秒(3’50-3’55-3’50-3’54-3’53)
いつもそうなんだけど、私は最初から誰かの後ろに付いて走ったりする事は少ないです。
特に序盤はマイペースで、自分が走りたいペースで巡航します。
(キツくなってきたら別^^;)
なので高い確率で、いつの間にか集団の先頭を走っている事が多い。
でもこの日はペースが安定せず、少し気を緩めるとペースダウンするような感じ。
集団の先頭から中程に下がり、また上がり…みたいな感じで落ち着きがありませんでした。
今考えると出てくるラップが遅くて、何とかしないといけないと、序盤からあがいていたような感じすらありました。
でもこの序盤でPB(2’45’51)すら諦めて、キロ4巡航でサブエガのみ狙う…という選択肢は、無かったんだよな~。
何故なら”つくば”に賭けてきたし、頑張って練習して”いける!”という感覚があっただけにね。
とはいえ無理している感じはそこまで無かったので
(大丈夫、もう少ししたら良きペースでいけるから)
と信じて巡航
カメラを撮っているから集中出来ないのかも…と感じ、ここからは画像なしです(笑)
ただ単に、苦しい状態だった事の裏返しのような気もしますがw
19分11秒(3’54-3’44-3’52-3’47-3’54)
カメラを封印して、少し集中出来て良い感じになってきたような気がしました。
身体が暖まってきたので、カッパをビリっと破って脱ぐ。
寒くて後悔(笑)
下りで少し速いラップも記録しながら
(大丈夫だ、身体に大きな問題はない。いけるいける)
と常に自分に言い聞かせつつ、瞑想ランに集中。
19分25秒(3’55-3’50-3’51-3’52-3’57)
いつも背面に”ハシルコト”と大きなロゴを背負って走っているので、レース中に声をかけられる事が多いですが、今回のウェアは胸にロゴが小さくあるだけで背面には無し。
そのため”ハシルコトのげん”と認識される事なく、一度も声をかけられていませんでしたが…
「あれ!?げん先生?」
と、1人の男性が声をかけてくれました。
去年の金沢マラソンで初めて顔を合わせてご挨拶し、今回のつくばでも一緒だったレイさんというX(旧Twitter)のお知り合いでした^^;
「おぉ!レイさんでしたか!」
などとお話しながら、楽しい気持ちになり巡航♪
まだまだいける。全然大丈夫。
感じは悪くなく、撃沈感もここでは全くなし。
19分20秒(3’49-3’52-3’57-3’47-3’54)
ハーフの通過タイム:1時間21分53秒
ハーフを通過した時点で、単純に倍すると2時間44分。
(何としてもイーブンでいきたい!まだPBの可能性はある!!)
と強く思った。
しかしその気持とは裏腹に、ラップが安定しない。
調子良く速く走れる局面もあれば、キツくなって休まざるを得ない時も出てくる。
遅れる度にレイさんから
レイさん「げんさん、ガンバ!」
と声をかけて頂く。
げん「休んでいるんです。大丈夫」
とは言うものの、今考えると少しキツくなってきてたのかな、と。
これは不思議な感じだったなー。
いけそうな感じなのに、いけない。ここまでのレースの疲労が出てるわけではない。
さほど落としているつもりはない。
疲れてる感じはない。
なのに何故かペースが落ちる。
呼吸は本当に苦しくなく、むしろ感覚的にはもう少し心肺上げて巡航しても大丈夫そうなのに…
20分01秒(3’55-4’00-3’59-4’04-4’03)
30km地点の通過タイム:1時間56分46秒
25kmを過ぎてレイさんから
「まだ余裕ですか?」
と聞かれたので
「いや、それなりにキテますよ^^;」
と答えた。
ただ本音は…「まだ全然大丈夫」
だった。
少しスピードは出ないけど巡航ペースは全然問題ない。
脚のダメージも、そこまで感じない。
まだまだいける。
それが25km地点での、正直な感覚だった。
なのに26km、27kmと進むと急激に脚が棒になっていった!!
徐々にラップが維持出来なくなり、脚が全然動かくなっていった。
(えっ!うそだっ!!まだ30kmにも到達していないのに!)
(これほどに脚が棒になって、動かなくなるなんて!)
(何が悪かったんだろう。何でこんなことに)
何とか粘ろうとするものの、キロ4をオーバーするペースダウンが始まりました(TдT)
ハシルコトACの仲間には、去年に引き続きこの区間で抜かれ…情けない。本当に情けない。
23分40秒(4’14-4’31-4’44-4’56-5’18)
本当に脚が無くなってしまうと、どこまでも落ちていく典型的な例(笑)
まさかこの時点でキロ5分を超えるラップになろうとは、レース前は夢にも思っていなかった^^;
残りがキロ5でもサブ3は出来るという計算は出来ていたので(やらしい)、とにかく何でペースダウンしてしまったのかという事だけが、頭の中をグールグル。
もう反省会、スタートしてました(笑)
36分49秒(5’06-5’25-5’22-5’09-5’12-4’57-4’42-1’22)
最後にペースが上がったのは、某ランスマのサブ3を目指していた出演者に追いつかれたから。
(ここで頑張れば、テレビに映るかもしれない!)
もうしょーもない理由でしか、頑張れなかった(笑)
そんなモチベーションの頑張りでは、もちろん付いてはいけず…
あっという間に離されてしまいました^^;
そしてゴール。
つくばマラソン2023
2時間57分39秒(4’13/km)
ブログやガーミンコネクトへのコメントやメール、LINE、DMなどでたくさんの応援を頂き、本当にありがとうございました!!
レース後は寒くて寒くて、撃沈の落胆を見かねて豚汁を奢ってくれた仲間に涙。(心の中でね笑)
昨年のつくばに引き続きの、2年連続での撃沈で、レース中は
(もうマラソンやめたい)
と、本気で思うほどイヤになりました^^;
そしてよく考えると、つくばマラソンは去年だけではなく…コロナになる前の2019年
2019年も撃沈、つまりつくばは…
何と、3回連続の撃沈!!
なのでした(笑)
関係各位の皆さま、私め”つく専”(つくばでは毎回PB)と称してきましたが、
“つく専”の看板は、謹んで下ろします!w
いや~、まさか自分、つくばマラソンが苦手だったとは!(笑)
今回も撃沈でしたが、仲間からたくさん励まされると同時に
「デブでもサブ3の、デブ3おめでとうございます!」(体重が去年より4~5kg重いためw)
とか(笑)
「あれ。30km以降はジョグで調整して、次は防府とかアオタイに出るんですか?」(本当は何のレースにもエントリーしてないと知ってて言ってるw)
とか(笑)
笑い飛ばしてくれる仲間もいて、そんな仲間にも感謝ですm(_ _)m
応援、本当にありがとうございました!!
今年のつくばもやります。タメ口での、本音の反省会^^;
★★★
いや~、毎回そうなんだけどさ。
今回も思ったさ。
「フルマラソンって、ホンットに最低のスポーツ!!もう二度とやらねーー!バカヤローー!!」
ってね(笑)
でもそれだけで終わらせたら、今回はマズい。
何故なら
基本を忘れてしまい、変な自信と驕りに満ち溢れていたから
これだよ。
少し前の記事で書いたけどさ、ダメだったという”事実”は表面化して分かりやすいけど、その原因特定が難しいじゃない。
特にマラソンは、複合的な要因が絡まってる事が多いからさー。
問題がわかれば解決方法を見つけることは可能だ。だが、その問題を見つけ出すこと自体が難しい。トラブルや、うまくいっていない結果はわかっても、その原因がどこにあるのかを見つけることは相当に困難だ。
フルの練習してればハーフで脚が無くなる事なんてないから、スピードタイプの私でも気温さえ低ければ、そうそう目標から大きく離れたタイムでゴール、というのはあんまりない。
つくば前のフードバレーとかちマラソンも、多少レース展開は失敗したけど、大きくは外さなかった。
でもフルマラソンは、絶対に必要な様々なピースが全て揃って、ようやく終盤までペースダウンせずに好タイムが出せるようになる…というのは基本中の基本。
それを考えると、ハーフに比べてフルほんと繊細というか…難易度高いよね。
今回は走歴10年を超えているランナーにとって当たり前の基本が、出来てなかったなー。
ある程度の練習は出来てたとは思うので、練習のピースはOKとしても…
いくつか決定的にダメだった要因があったな、と。
いくつか、備忘録的に並べてみるかー。
あ、長くなってきたので、備忘録だから以下は読まないでも良いよー(笑)
レースの前日と当日に歩きすぎない、立ち過ぎない、頭も働かさないで可能な限り寝たきりな状態でw
これは(フルの終盤に弱いランナーの)基本中の基本と言って良い、絶対に守るべきこと。
で、最後にちょっと技術的なこと。前日受付会場などで動き回らないこと。立つ&歩くは走るよりはるかに脚にダメージを残します。翌日に競技種目(出番)のあるオリンピック選手は一生の晴れ舞台にもかかわらず、開会式に出ませんよね?絶対に出ませんよね?走りさえすれど絶対に開会式には出ませんよね?どうしてだかわかります?立つ&歩くはもの凄いダメージだからです。アナタがもし、北島康介より浅田真央よりカール・ルイスよりQちゃんよりレジェンド葛西よりも強靭だったら許します。いくらでも歩き回って疲れ果ててください。
こんな基本的な事も忘れて(訳はあったものの)前日に1万歩以上歩いて、100km以上も運転手として運転してしまうとはorz
前日にかなり疲れてしまい、レース当日も会場から少し遠い駐車場から歩き、小雨が降っていたこともあってあまり座って待機することもなく、スタートラインについてからもずっと立ちっぱなし。
それでいける人はいけるだろうけど、私はダメなんだった^^;
自信過剰と驕り
それに尽きる、そんな事を痛感した今年のつくばマラソンでした。
マラソンを走るのに最適な気温は6℃〜8℃という、大規模なデータから導き出された興味深い研究結果があります。
でもそれは対象が欧米のランナーであること、雨や風で体感が変わると単純に気温だけでは判断出来なくなるという点があります。
「6~8℃が最適」と言われると、「寒すぎるのでは?」という印象をもつ人もいると思います。欧米人との体格差や、気温が同じであっても風や雨などの状況が違えば”体感温度”は異なります。ウェアの選択もあると思いますので、一概にこの気温が日本人ランナーにも当てはまるかどうかはわかりません。
半袖短パンで富士山を登る欧米人と、全く同じじゃないような気はします(笑)
つまり私たち日本人は、もう少し気温が高い方が力が発揮出来る可能性が高い。
それは単純な気温だけでなく、体感として概ね10℃〜13℃程度で走れるようなウェアリングなどの工夫が必要なんだなーと思います。
雨なら濡れて冷えないように肌を露出しないないような工夫。
水の熱伝導率は空気の25倍であり、冷たい水は筋温の大きな低下をもたらすため、有酸素性パフォーマンスに負の影響を及ぼすことが予想される。
カッパ、最後まで脱がなきゃ良かったぜー(TдT)
暑くてもダメ、寒くてもダメ、自分は快走出来るレンジが狭めの弱いランナーにしか感じないけど…本当にそうなんだから、しょうがないorz
はー、レース中気温10℃~15℃で推移する良い天気の、楽しいレースを走りたいなー(笑)
これは人によって、走り方によって違うだろうし、単なる個人的な感想だけどさ。
雨で濡れてる路面で走ると、乾燥路面で走るより少し巡航ペースが落ちるんだよなー。
今年は東京マラソンでは乾燥路面で走れたけど
伊達ハーフマラソンや
洞爺湖マラソン
フードバレーとかちハーフ
そしてつくばマラソンと、ぜ~んぶ雨(TдT)
暑いのも苦手、寒いのも苦手、雨も苦手。
なんとまぁ弱くて、わがままなランナーだことw
さ、気を取り直して”びわ湖マラソン”に向けてボチボチ頑張りますかー!
え、びわ湖も暑くなるって?
…撃沈が確定しちゃったかな(笑)
View Comments
つくば改めてお疲れ様でした、ミヤサカです。
レポを自省も含めて拝見させていただきました。序盤はげんさんの近くにいたようですが(というかか5〜10キロで写ってました笑)、あのあたりの集団はサブ240に満たない3:50強で、わたしも攻め気味にレースを進めざるを得なかったのは反省です(1分前あたりに3:45の集団があったみたいですが、気付きませんでした)。あと折り返し付近の路面が傾いてたりしたのも脚に地味にダメージでしたね汗
その結果がハムストリング肉離れでした・・笑
幸い軽傷だったみたいで、練習会に参加できそうなので、いろいろ勉強させていただけたらと思います!(ペースアップは無理そうですが汗)
ミヤサカさん、改めてのお疲れさま、ありがとうございます!!
序盤の写真に写ってましたか(笑)
ハムの肉離れがなければ、素晴らしいタイムでゴールされる実力のある方だと分かっております!
練習会でも最後まで付いてくださり、楽しく共走出来ると思ってます〜(^^) 楽しみですね♬
げんさんお疲れ様です
今回はげんさんのハイレベルな反省へのコメントは置いときまして
私的にはやっぱりハシルコトウエア上下が届いた事の
報告とお礼ですねーありがとうございます^ ^
春が来て暖かくなったら早速デビューします
特にタイツの生地の質感今までにない感じで
なまら気に入りました
これからますます寒くなりますんで
風邪などひかないように!
たかさん、ありがとうございます!無事にハシルコトウェアか届いたようで、良かったです〜(^^)
タイツの生地感、気に入ってくれて嬉しいです!良いですよね〜。私も気に入っていて、ヘビーユースしてるんですよ〜★
いつも応援してくれて、ありがとうございます!!
撃沈したレースレポ、本当は公開したくなかったんだろうな.....と痛い位思います!
それはともかく、投稿ありがとうございますm(__)m
後半の失速についてですが、狙ったポイント連の内容が素晴らしいと思いますが、ランオフが多いと思うので、ジョグの割合を増やすと良いのではと私は思います。(偉そうにすいませんっ(._.)
ジェリーさん、私の気持ちが見透かされているとは!!(笑)
アドバイスも頂きまして、ありがとうございます♬
ランオフを少なくして月間走行距離を増やせば、安定して強くなれますよね〜。ほんと、そう思います★
びわ湖に向けて、しっかり頑張っていきます!!