2016年11月につくばで初サブ3して迎えた、翌年2017年5月の洞爺湖マラソン。
つくばマラソンと違ってアップダウンが多く、脚がやられやすいコース。
つくばマラソンや洞爺湖マラソンの高度上昇・下降データは下の記事に表で記載しています。
サブ3を目指して臨んだ2017年洞爺湖マラソンは大撃沈したレースです。
洞爺湖マラソンを走る方の参考になれば幸いと思ってご紹介します。
目次
1、 チームのランシャツ
2、 サングラス
3、 アシックスのポケットが7個ついたマルチポケットパンツ
4、 Tabioの五本指ソックス
5、 adizero japan boost3
1. アミノバイタルパーフェクトエネルギー130g×2個
2. honeyplus ここでジョミ×2本
洞爺湖は30kmまでにアップダウンが多い。特に21km~24.5km位まで続く、コース図を見ると”リンゴのヘタ”のようになっている場所が一番の難所。
前半から頑張ると、リンゴのヘタを下る頃までに脚を使い切ってしまう危険性があるので、出来る限り温存巡航を心がける。
やっぱり自分は”つく専”(つくばでしか快走出来ない)なんだ、という事を再認識できました。ありがとうございました(ノ∀`)
…で終わってもアレなので、一応レースレポ。
スタートブロックで待つ間からジリジリと日差しが強く、隣で座るチームの仲間が首の後ろを隠すような布付き帽子を着用している事から”北海道マラソン”のような雰囲気。
スタートする前にすでに焼けちゃったな~と思ったところでスタート。
最初の1kmは下りなのでキロ4。
その後少しラップを落として平均4’11/kmの5km。ガーミンが1km毎の距離表示より結構手前でラップを刻んでしまうので、手動のラップ時計をメインに確認。序盤横隔膜が痛くなってキツかったけど、ほどなくして収まって楽になってきた。
同じ位置で走っていたチームの仲間から「サブ3,こんな感じのペースでいけば良いのかな」と話かけられたので「ガーミンの距離と実際の距離表示が合ってないので少し遅いかもしれません」と答える。
でもペースが落ち着いてしまっていたので、無理にペースを上げて糖を使うよりも、安定巡航を心がける。ここでも非常に楽な巡航。
序盤は暑いと感じる場面もありましたが、徐々に暑さもそれほど感じなくなり淡々と進む。
ただ、一応給水の度に少しずつスポーツドリンクと水を口にして、水は体にもかける。
スポンジも取って頭に水をかけ、残りの水分もスポンジを背中とユニフォームの間に入れて体を冷やしました。
つくばでは20kmを過ぎたあたりから辛くなってきて我慢のレースでしたが、今回は全然余裕!自分の走力が上がっている事に喜びを感じながら巡航。
いよいよりんごのヘタの登り。ここでも息はたいして乱れる事なく登っていく。
しばらくすると、一緒にサブ3を目指して走っていた仲間の3人が遅れてしまい、集団はバラけていった。
ヘタを折り返して3人に「粘って!我慢です!」と声かけ。
今思うと、これから自分が大撃沈するのに「お前が頑張れよ」だ。
りんごのヘタの下りはスライド区間。多くの仲間が応援してくれた♪
元気をもらいながら下る。他のチームのお知り合いの方に「おー、げんさん。このままのペースでいけそう?」とお声かけ頂き「そうですね、全然いけそうです。」と自信満々に答える。
それ位に呼吸も静かで身体にはとっても余力があったんです…あぁ恥ずかしい…穴があったら入りたい。
30km通過は2時間6分10秒。つくばの30kmとほぼ同じタイムでの通過でしたが余裕度高し。
「これならサブ3は問題無くイケそうだな」と感じる。ホントごめんなさい(;´▽`
で、32km位で突然きた。マジか。
「あれ?…脚が…」
一気に辛くなってペースを維持出来なくなる。
「暑さ?アップダウン?前日息子と”砂川こどもの国”で遊びまくったから?」
色々と理由を考えたけど、明確には分からない…
何とか少し前を走るランナーに喰らい付きながら粘る。
35kmの通過が2時間28分8秒。つくばの時より30秒近く遅い。
この瞬間に心が折れた。サブ3は無理だと。
「あんなに35km以降頑張ってギリサブ3だったつくばより30秒も遅いなんて…もうダメだ」
その時だった。チームの仲間、りんごのヘタで遅れてしまった仲間の1人が「げんさんに追いついた!」と言いながら、私を抜いていった。
心が折れていたので「頑張って…」と声かけするのが精一杯。
ゴール後にその仲間はサブ3していたので、ガムシャラに付いていけば…と後悔。
でも正直抜かされた時は「今から頑張ってもサブ3は難しくないか…」と思っていました。
メンタル弱すぎます。我ながら最低だ。
その後、35kmまで同じ位置で走っていたランナーや、35km以降で私を抜かしていった知り合いのランナーはみんなサブ3したと聞き、まさに
「諦めたら試合終了だよ」
を痛感。
諦めないで近くの目標に向かって何とかもがけば楽になる場面が来て粘れたかもしれないし、そうやってつくばはサブ3したのに。
1度サブ3してしまった為か、洞爺湖にかける気持ち、サブスリーを絶対達成してやる!という強い思いがつくばと比べて足りていなかったんだな、と自覚しました。
走ったり歩いたり。もう何の抵抗も出来ない。
ただゴールまでジョギングしただけ…敗北感一杯で残念だった。
3時間7分53秒
でも同じく大撃沈した去年より良いタイムでコースPB(笑)
洞爺湖は撃沈が多いな~。
こうやってサブスリーを目指す回数が増えてくれば、経験値も上がって、頑張る所・勝負所も分かってくるのかな。負けて得るものも多かった。
応援してくださった皆さま、ありがとうございました!
“つく専”として、秋のつくばでは目標達成する為、また頑張ります(笑)