平常運転の不整地ジョグ+坂D5本。
コロナのせいか今どきなのか、砂場で遊ぶ子供たちの姿を見かける頻度が減ったな~、ずっと放置されているお砂場道具が寂しげ。
走ってる路面が固い地面だと怪我をしやすいと思いがちですが、実はその事を科学的に証明した研究結果などはありません^^;
逆に人は地面の硬さによって着地衝撃を”調整”しながら走っているという研究があるくらいです。
裸足で走ってみると分かります。
かかとで着地すると着地衝撃が強烈になり過ぎるので、自然とフォアフットのように拇指球あたりで着地しようと無意識に”調整”されます。
人間には衝撃に対する、自動調整機能が備わってるんです。
2002年にフロリダ大学が実施した実験でも、シューズに衝撃を感知出来る中敷きを敷いてアスファルトやコンクリート、芝生、トラックなどで被験者に走ってもらったところ、足にかかる力には違いがありませんでした。
じゃあ、なんで不整地が怪我しにくいと言われるのでしょうか。
路面に変化がない場合、走り方やストライド、着地の角度や圧力などが”あまり変わらない”というのが問題なわけです。
つまり、同じ部位の筋肉や関節・筋・骨に負荷がかかり続ける。
不整地の場合、路面の状況によって走り方やストライド・着地の角度などが変わるので、様々な部位に負荷が分散されて怪我をしにくくなり、そして普段使わないような部分が鍛えられる。
ただ、あまりにもボコボコしていると足首を捻ったり、転んだりという危険が増加してくるので、そこは要注意ですが^^;
普段のジョグをアスファルトばかりで走ってるランナーは、怪我しやすいです。
ただ私たちが目指すのは、アスファルト上でのレース。
特異性の原理で考えれば、アスファルトでの走りが上手くなるには、アスファルトでの練習は必須。
ここもバランスが大事という事ですね。
もう少し深堀りして、YouTubeネタとして使えそうだな(笑)