目次
先週はさが桜マラソンがあったので、1週間の練習まとめ記事は作成せず。
さが桜前の調整について。
レースの5日前、19日(火)にインターバル(3’30/km、レスト120秒)を軽めに3本実施、その他の日はジョグでつなぎ、レース前は3日連続ランオフの予定で本番へ向かうつもりでした。
しかし!
レース前日の夜は佐賀への到着が夜21時だったので、コンビニのオニギリがどこにもねぇ(;^_^
オニギリ探しに1kmほどジョグでコンビニ徘徊するハメに^^; さほどレースに影響は無かったかな。
そしてレース後の今週。
25日(月)ランオフ
26日(火)ジョグ10.7km(5’36/km)
27日(水)ジョグ10.2km(5’23/km)
28日(木)ジョグ10.2km(5’27/km)
29日(金)ジムトレミ2km(筋トレ)
30日(土)40.7km走 3時間38分07秒(5’21/km)
31日(日)ランオフ
週間走行距離 73.8km
月間走行距離 416km
さすがに疲労があったので、日々のジョグは距離少なめで階段登りもなし。スピード練習もなし。
それにしても…疲れてるっ!!
もうね、全然疲れが取れないですよ。年々「お年頃感」が増してくるわ。
昨日のロング走だってさ、富士五湖3週前なので
「おっしゃー、いよいよ仕上げだ!60km走だ!」
などと思っていましたが、思ってただけで40kmしか走れずorz
本当は30kmの時点で疲れすぎてて、超やめたかったしw
32km地点では
「今は富士五湖の110km地点だ。あと残り8kmなんだ」
と思いながら、一生懸命頑張ってました(そんなに苦しかったのか笑)
そんな場面を高級車に乗りながら悠々と眺めておられたラン友がいらしたようで
「必死さが伝わってきました」
とのコメントを頂戴…はた目に相当ヤバかったらしい(笑)
こんなんで118kmも走れるのか不安でしょうがないですが、周りからは
「げんさんなら118kmなんて余裕でしょ」
「完走狙い?は?そんなバカな。どれ位のタイムでゴールするかでしょ」
なーんて言われるのが、なかなかキツい(笑)
ウルトラはフルまでの距離とは完全に別競技ですしね。スピードタイプの自分はウルトラマラソン、とんでもなく苦手ですし。
「じゃあなんでウルトラなんてやるんだよ」
って言われそうですが、そこはほら。
完全に自己満というかw
苦手なものほど、努力を重ねて攻略した時に達成感があるんですよね。
でね、その「自己満」の極致にあるのが、あのレースですよ。
※リンクは公式サイトです。
ご存知のない方にご説明すると、UTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)とは2012年から始まった、山梨県と静岡県をまたいで開催されている、トレイルランニングのレースです。
距離は100マイル(約160km)、累積標高差は約8,000mで制限時間が46時間。
いくつもの山を越え、一般ランナーは二昼夜をかけてゴールへ向かう非常に過酷なレースです。
大体ロードでも160kmなんて走れるかどうか分からないのに、アップダウンの激しいトレイルですからね。現状の走力では全くもってムリゲーってやつです。
でもいつかは…って気持ちはあって、今から100マイルレースの経験者に色々お話を聞きたいなーって思ってるんですが、周りにあまりいない^^;
でも昨日、100マイルレース完走者と宴席を共にする機会を頂き、この際だからと根堀葉掘り聞いたんです。
昨日お話を伺ったのは、2017年の「OSJ KOUMI 100」という100マイルトレイルレースを完走、来月はUTMFにも挑戦される、私と1歳違いの40歳台T氏。
スペック的にはロードでもフルサブ3、サロマサブ9(8時間台でゴール)している方ですが、5000mは19分を少し切る位のタイムであり、典型的な「スタミナタイプ」と言えます。
昨日は朝4時半から藻岩山(もいわやま・標高531m)という、札幌のトレイルランナーにはお馴染みの山を麓から山頂まで10往復する、地元では「もい10(モイテン)」と呼ばれる荒行を12時間かけて実施後に飲み会に来るという、そっちのスジの怖い人( ;゚Д゚)ヒー
余談ですが、藻岩山から見る札幌の風景はとても綺麗ですよ!ロープウェーもありますので、札幌にお越しの際は是非一度どうぞ♪あ、ランナーなら脚で登りますよね(笑)
※リンクは藻岩山公式ページ
で、この藻岩山を10往復する、UTMF用の週末ポイント練習を聞いただけで
「あ、オレにはUTMF一生無理かも」
と、ドン引きですw
藻岩山、私は4~5往復したら足ガクガクですから(笑)
わざわざ来て頂いたので酒や肉を振る舞い、お土産も丁重にお渡しして、ふんだんにお話して頂く(笑)
まず「OSJ KOUMI 100」という100マイルレースを36時間かけて走った感想としては
「本来そこには無いエイドが見えたり、民家が見えたりしました」
…
蜃気楼かよ^^;
幻覚だけでなく幻聴もあるらしく、走力の高いT氏でさえ極限の状態になる事が容易に想像出来ました。
藻岩山を10往復する「もい10」のみならず、蝦夷富士と言われる羊蹄山(ようていざん、標高 1,898m)の4登山ルートを制覇する練習もされており、累積8,000mほどのUTMFを攻略するには、丸1日10時間~12時間くらいかけて、累積5,000m~6,000mをクリアするポイント練習をしっかりやってるんだ~、と感心しきりでした。
で、そんな荒行を積み続けるT氏の夢。
※リンクは公式サイトです。
8日間・192時間の制限時間で約415km・累積標高差約27,000mを駆け抜ける、UTMFが短距離レースに感じるほどの、超ロングなド変態レース(笑)
もうレベルが違い過ぎて、そんなレースは夢にも目標にもならないww
世の中にはヤバい人がたくさんいるもんだ^^;
T氏が最後に「ロングトレイル」で一番大事な事としてアドバイスをくれたのが、単純に
諦めないこと
でした。
そこはやはり5kmレースだって、100マイルレースだって変わらないんですね。
メンタルの重要性。
でも、特に長い時間耐え続けなければいけないロングトレイルは、一層精神力の強さが求められるんでしょう。
何度も「そこに無いエイド」や「あるはずのないコンビニ」「ぼんやり見える(けど無い)ゴール地点」などを見ては消えていく絶望感を味わい、妻や子供の「もう充分だよ」っていう幻聴を聞きながらも振り払い、ゴールを目指す!
お話を伺って、100マイルレースの怖さが増しただけでした(;´Д`)笑
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