今日のクローズアップ現代+、大迫傑選手が出演してましたね!
いつもながらクール。そして細いなーー!オレの腹とは大違い(当たり前)
番組でやっていた話のまとめ。
目次
実はフォアフット走法は、身体への負担が小さくなることが、最新の研究から分かってきたとか!ホントかよ!w
番組では、着地の際、身体が地面からどれだけ反発を受けているのかをデータで分析してました。
フォアフット 体重の1.6倍
かかと 体重の2.2倍
効率よく走ることを追求したときに、かかとから着かない方が楽に走れる可能性があるので、大迫選手はフォアフットを貫いたのではないかという研究者の言葉。
でも大迫選手はフォアフットを意識したことはないとのこと。誰かに聞いたワケではない。自然に身についた。フォアフットという言葉を他人から聞いて知ったとか(笑)
大迫選手「佐久長聖時代からクロカンをやっていた。不整地を走るのがフォアフットになる近道なんじゃないか。不整地を走ると怪我を避けるため、自然と接地が短くなってフォアフットになる」
あとヴェイパーフライ4%は、カーボンプレートで反発を強めるという話。
大迫選手「シューズが良い結果をサポートしてくれたという気持ちは強い」
何でも一番にこだわっていた。
げた箱は1番。
学校への登下校、1番。
練習に出るのも、帰ってくるのも1番。
食事を食べ始めるのも1番、食べ終わるのも1番。
どんだけ負けず嫌いだよ!(笑)
って思ったら、意外な答えが。
「常に1番を取ってポジティブな習慣を身につけるっていうことを日頃から心がけている。自分は1番を取れるんだっていう思い込み、ポジティブな思いで競技に向かうというのは必要なことだと思っている」
そうなのか!
設楽選手が東京マラソンで日本記録を出した時と、大迫選手がシカゴマラソンで日本記録をさらに更新した時のラップを比較してました。
25km以降に一気にペースアップ、そのまま前半を上回るペースで最後まで駆け抜けるネガティブスプリットだった。
ネガティブが出来た要因は?
大迫選手「特にタイムにこだわった訳ではなくて、なるべく長い距離トップ争いに加わることを目標にして走った結果、ネガティブスプリットになったという事。前半なるべく省エネで走れたのも鍵だった」
世界の強豪と、どう戦っていくのか。
アフリカ勢と対抗するために作られたのが、アメリカの「オレゴン・プロジェクト」。
大迫選手は現在、アジア選手として唯一参加している。
このプロジェクトではフォアフットでマラソンを走る為の、下半身の筋力強化。
※動画は音が出ます。
さらに、アフリカ選手のスピードに対抗するため、100mや200mの短距離を何度も走り込むなど、日本の練習の常識を覆す練習を重ねてるということです。
早稲田大学で大迫選手を指導した渡辺康幸さん
「質の高い練習やウェイトトレーニングで、走りの効率も非常にレベルが高くなっているし、トラックのスピードをマラソンにつなげている」
※動画は音が出ます。
Q1 世界記録に追いつくために
「特別なことをやらなくてはというのは無くて、今までやってきたハードなトレーニングの質をさらに上げたり、ボリュームを上げていったり、単純で時間のかかる作業ではあるけど、それをやっていくしかないと思っている」
Q2 チーム内の競争も激しいが、アメリカに行って何が一番変わったか
「ゲーレン・ラップ選手やファラー選手など本当に強い選手がいる中で、自分であることの大事さを学んだ。彼らは彼ら、だけど僕は僕なりの強さを見つけること、ブレないことの必要性を感じる」
Q3 世界記録が出た時にショックはなかったか
「僕の中では冷静に捉えていて、これ位は出るだろうなという記録だったので、頑張るしかないなという思いだけでした」
Q4 次のマラソンは
「確定ではないですが、2019年の東京マラソンを予定しています」
Q5 東京マラソンでの、設楽選手との直接対決について
「マイペースな性格なので、お互いを意識してバチバチやるというよりは、自分たちのさらなる飛躍を目指して走っていくという思いが強いと思います」
Q6 東京オリンピックの選考会(2019年9月)は残暑・オリンピックも猛暑。暑さ対策はどう考えているのか
「今のところはあまり考えてはいないのですが、選考会やオリンピックに近い環境で合宿をしたり、何かしらの暑さ対策はとる必要があると考えています」
Q7 暑さには得意ですか
「比較的得意な方だと思う。湿度も大丈夫」
Q8 走ってる時は何を考えている?
「結構ヒマなんですよね~(笑) 音楽を聴いたりとか、自分との対話。レースの時は何も考えないようにして、エネルギーをセーブする。機械的に脚を動かす。」
Q9 キャップは願掛けですか?
「半分願掛け、半分気象条件に対応するための実用」