【記事の内容は、以下の動画でも解説しています!】
今は金沢マラソンが終わったタイミングであり、明日は群馬マラソン、7日は富山マラソンや下関など、次々にレースが開催予定です。
さすがに金沢出て群馬とか、金沢出て翌週富山も参戦!とかはいないと思いますが(いや、いるな。北陸地方のHENTAIランナーは笑)、フルマラソンを走った後の事を少し。
フルマラソンを走った後は
「休め。とにかく休め。危ないから。怪我するぞ、身体をダメにするぞ」
そんな話はお腹いっぱいだ(そうでしょ?笑)
だいたい気温が下がってくる10月とか11月にマラソンシーズンが開幕して、夏に何ヶ月も走ってきた成果を出そうとしてフルマラソンを走るわけですよね。
初心者なら地獄を味わって
「もう一生フルマラソンなんか走らねぇっ!」
ってなるかもだけど、走歴が積み上がってくると大体は秋に2レース、年明けて春に2レース、みたいに、複数レースにエントリーしている事も多い。
中には1ヶ月にフルマラソン3レースも4レースも走ろうという、ドSなのかドMなのかよく分かんない人だっているわけで^^;
ここまでの人は多くないにしても、PBを狙ったフルマラソンのあと、1ヶ月ほど後にもう1レース走るスケジュールの方は意外と多いですよね。
今年の秋だったら、金沢10/31or富山11/7を走ってからの→富士山11/28や青島太平洋12/12みたいにね。
そういう場合、2レース目のレースに向けてどうやって調整するか。
これは、あまり書籍などには書いていない。
だってフルのあとはしっかり休むのがセオリーだしね^^;
でもせっかくなら、最高に特異性の高い「フルマラソン1本ガチラン」して一層強くなった、アップした自分の走力を、次のレースに活かしたい。
そんな事を考えちゃうのが、私たち市民ランナー(笑)
でも私自身は42kmを最後まで死力を尽くして走り切っちゃうと、どんな事をしても1ヶ月~1ヶ月半先のレースでも身体の芯に疲労が残っている状態で、良い走りが出来ない、軟弱野郎だと分かっています^^;
つくばマラソン(11月下旬)→防府読売マラソン(12月中旬)のローテをした時に、自分の身体の弱さを思い知りました(笑)
や、やべぇ。
15km過ぎて両ハムの奥が、かなり痛くなってきた。
これは、芯につくばの疲労が残っている影響だ。もう出てきてしまったorz
25km〜30km位までは大丈夫かと思ってたのにー!
やはりフルマラソンを死力を尽くしてゴールまで走り切ったダメージの回復には、どうしても時間がかかります。
でも、1ヶ月前後の休養でPB連続更新する人は、いる。
身体の強い人は、確かにいる。
そういう人が、どういう調整をしているか。
おおまかなポイントとしては、3つ。
1.走力を落とさないで疲労抜きをする、テーパリング技術の応用
2.普段より多い睡眠による超回復・良い食事をたっぷり食べる事による筋肉の修復・マッサージによる老廃物の解消やメンタルの回復など、心身ともに疲労を回復させるために必要な事は全てやる
3.「いつも通りレース3週前は30kmかな、2週前は20kmかな」などと思わず(笑)、とにかく”最低限の走力維持”と”疲労抜き”に徹すること
特にレースから1週間もすれば、ジョグは楽々出来るし、ポイント練習だって出来るほどの回復をしたと”表面上”には感じる事が多いです。
そこで次のレースがあるからと、通常のポイント練習をやったり、不安だからと少し長い距離を走ると
練習による疲労やダメージが、回復を上回ります(疲労>回復)
つまり、せっかく超回復に向けて身体が頑張っているところに、ブレーキをかけてしまう。
すると次のレースまでに回復が間に合わず、失敗レースに終わります。
レースとレースの間が1ヶ月前後の場合、テーパリングの技術を応用し、練習量は走力の維持だけを目的にして
ひたすら疲労とダメージを抜く作業
これに徹してくださいm(_ _)m
うまくいけば2レース目では、1レース目までに上がりまくった強さ・走力をいかんなく発揮して、素晴らしいレースが出来るはずです!
ただ2レース目の途中でどこか痛くなったり、疲労困憊になったら躊躇なくDNF(途中棄権)するんだ!無理はしない!という事も、心の片隅には入れておいてくださいね。
心の隅に入れておかないと、無理してゴールまで走って大怪我や大ダメージにつながりかねませんよ。
レースを途中でやめるのは、走り続けるより難しい。
最後に。
シーズン中はこんな感じで、フルマラソンの連戦をして身体を酷使したり、強くなるための過程を踏んでいくとは思いますが…
3月~4月でマラソンシーズンが終わったら…1年に1回は、ちゃんと2週間~1ヶ月はランオフ(少なくともジョグだけ)して休めよ!!(笑)
変化走24km翌日、通常営業の不整地ジョグ+坂7本で12km。
走り始めは少し脚が重かったけど、しばらくしたらいつも通り。快調♪
春以来、久しぶりにカラスに後ろから驚かされた。
春は子供を人間から守るための襲撃だけど、秋はイタズラで後ろから来て、私たち人間の身体のすぐ横を飛んでいったりする。
そう。それはまさに小学生のクソガキが
「いえ~い!ビビった~~!バ~~~カ!」
と、小馬鹿にするようにだ(笑)
昨日それをやられて、近くの木に止まったところで、落ちている枝を投げた。
むなしかったw
東京のカラスは、そんな事はしない。
36年間東京に住んでいたけど、春に襲われた記憶も、秋に小馬鹿にされた事もない(笑)
札幌に来て一番イヤなこと。
それは凶暴なカラスが公園にはいつも大量にいて、毎回ビクビクしなきゃいけないことかもしれない^^;