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2021/09/28 練習日誌 500mレペ3本+3000mLT+2000mCV & メンタル・タフネス

2021/09/28 練習日誌 500mレペ3本+3000mLT+2000mCV

暗い場所での写真撮影、手ブレさせて花火が打ち上がったようになっちまったぜ^^;

昨日はぎっくり腰もだいぶ良い感じになってきたので、先週の火曜日に受傷して1週間でポイント練習に復帰♪

あー、良かった。

練習内容の予定は

500mレペ×3本、閾値走5000m。

動的ストレッチ、アップジョグ、ラダー、ドリルなど一通り実施して、本練習スタート。

まずは500mレペ(少しインターバル風味、98秒(3’16/km)目標)

97-96-97-90-95-102(太字=疾走区間)

レペの最後は102秒レストを取って、そのまま5000mの閾値走へ。

3’45-3’43-3’43

14分11秒(3’44/km)

3000mで沈。

だめだー。500mレペ3本で結構息が上がって、疲れちゃった^^; 

閾値走2000mくらいから閾値を超えるキツさになったので、3000mで一度ストップ。

5分近く止まってしっかりレストを取り、残り2000mはCVで走る事に。

3’38-3’33

7分11秒(3’35/km)

この1週間はぎっくり腰でジョグもままならなかったので、しょうがない!

11月7日の札幌さよならマラソン(ハーフ)に向けて、切り替えていきますよ~(^^)

メンタル・タフネス

走らない人達にとっては”苦痛”で”辛い”ものでしかない、走ること。

「金出して苦しく辛い思いをするのが、全く理解できない」

というのが、フルマラソンに挑むランナーに向けられる一般的な考え方(笑)

ところがそんな”走らない人”が、お友達に誘われて走る事になると、どうなるか。

もちろん最初はすぐにキツくなり、苦しくなり、不快なものに違いない。

でも走り方を覚えて練習の距離や強度が上がるにつれて、変化が起きます。

あれだけ”苦痛”でしかなかったランニングが、徐々に心地よくなったり、達成感で気持ちの良いものになっていくわけです。

そこで起きている変化の1つは、有酸素運動で鍛えられる身体的な能力の向上ですよね。

Vo2max、LT(乳酸性作業閾値)、ランニングエコノミーのような、いわゆる走力のアップです。

しかし、もう1つ大事な事が起きています。

それは…

心理的な変化、タフネスさの向上

です。

私たち市民ランナーは、すでに日々なんとなく10km走ったり、ポイント練習としてスピード練習を実施している方も多いですよね。

ランニング中に感じる”キツさ”というのはランニングに慣れた方でも確実に訪れるのですが、それに耐える力が走り始めた頃より向上している事に気付きます。

いくつかの研究では、持久系アスリートと非アスリートを比べると、痛みに対する閾値が同じであっても、その耐性は持久系アスリートのほうが高い、ということが示されている。つまり、持久系アスリートも非アスリートも、痛みを感じたのは同じレベルだが、持久系アスリートのほうが、その痛みに長時間耐える力が大きかった、ということである。

アドバンスト・マラソントレーニング 第3版

「痛みに対する閾値」というのも、面白いですよね♪

ランナーは苦しくなる場面や辛い瞬間を日常的に感じているので、そんな一時的なキツさに負けずに走り切る術(すべ)を身に付けている、つまりメンタルがタフになっているんですね。

ただ走ってない方と私たち市民ランナーの”我慢強さ”とも言えるメンタル・タフネスの違いがある程度大きいのは、分かる。

でも例えばトップ選手でも、悪天候・悪コンディションほど恐ろしい強さを発揮したり、苦しくなってから異常に粘り強いランナーっていますよね。

タフなランナーといえば、2018年・気温3℃で雨と強風、とんでもない悪コンディションのボストンマラソンを制した川内優輝選手が真っ先に思いつきます。

川内選手は苦しくなってからの異常な粘りも有名ですよね。

気温3度・雨と風、川内優輝はなぜ悪天候に強いのか マグレじゃなかったボストン・マラソン優勝

逆に厳しい場面になると、あっという間に落ちていってしまうランナーも確かにいる。

そして私たち市民ランナーの中でも、同じくらいの走力を持つ同士で我慢強さが違ったりしますよね。

コンディションが厳しいレースに強い、競り合ったら絶対に勝てない、100kmマラソンや100マイルトレイルのような長時間苦痛に耐え続けなければいけないレースに強い、そんなランナー。

(ペースダウンしたい)

(まだゴールまで先は長い…苦しい)

(もうダメだ)

そんな時に耐えて競り勝てる精神力は、どうやって鍛えられるのか。

川内選手は小さい頃、陸上中距離の経験がある母の美加さんから、とんでもないスパルタ練習を日々受けていたと言います。

「母が課す練習は、もはや一種の“虐待”でした(苦笑い)。それを最も忠実にこなしたのが長兄の優輝でした。小学1年生の頃から、毎日1500mなどの『タイムトライアル』がある。自己記録更新ができないと罰ゲームでもう1本。2本目以降は別の設定タイムを切るまで繰り返し、そのうちゴールに母親がいなくなる。自宅までの道のり約5kmを走って帰ってこいということです。“巨人の星、陸上版”でした(笑い)」

川内優輝の母、息子のスパルタ猛練習の真相と今後を語る

うむ。

日々の練習で、恐ろしくキツい場面を常に経験していくしかないのかな(え、それで終わらせるの?笑 スミマセン、日常的な日記で簡潔に書くには大きすぎるテーマだったw また機会があれば)

げん

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げん